みみずくDiary in China (だった)

中国留学からニッポンに帰国したみみずくによる普段着の徒然日記

China なう Part. 1

最近街中を観察していて気付いたことまとめ

  1. 日本風「居酒屋」大流行中!

  2. 日本の「セーラー服」や「制服」、若いチャイナ女子の間で“オシャレ着”として定着中!

  3. なぜ?!「パニーニ」が今一番の“お洒落フード”!

  4. “OK”に続き、“哈罗”(Hello)も中国語の挨拶として定着!

 

日本風「居酒屋」大流行中!

これ、もう数年来の流行だと思うけれど、ほとんど定番化して来ている気もする。

元々中国に「居酒屋」という言葉もそういう形態の店舗もなかったと思うが、日本の居酒屋をそのまま言葉ごと持って来ている。

酒好き、飲み歩き好きの私としては嬉しい限りだが、ひとつ日本と異なるのは、全く安くなく、むしろ高級志向であることだ。

こちらでは、日本のものはおしなべて高級で、あのユニクロですらデパートブランドだ。

だから居酒屋も、安くて美味しいものが食べられる、という訳ではない。

全く長居できない、それがこちらの居酒屋スタイルである。

 

日本の「セーラー服」や「制服」、若いチャイナ女子の間で“オシャレ着”として定着中!

これ、本当に見るたび驚くんだけど、日本女子なら恐らく人生で一度は着たことのある、あの「セーラー服」や「制服」(ブレザータイプ)が、マジでこちらの若い女子の間で“オシャレ着”として定着しつつある。

こちらの人民は写真を撮るのが大好きなのだが、例えば、彼氏との記念日にスタジオで撮る写真のコスチュームが「セーラー服」であったり、「制服」であったりする。

あと、ビックリするところでは、結婚記念のアルバムにも、新郎新婦が「セーラー服」と「学ラン」、または「制服」で写真を撮っていたりする。

しかも、ちょっとオシャレして行きたい場所(デートや、好きなアーティストのコンサートなど)にも、平気でその恰好で来る。

私としては、制服姿なんて日本で見慣れているけれど、なぜここで?!と思ってしまう。

日本人の私から見れば、「制服はオシャレ着ちゃうで!!」(´◉◞౪◟◉)

中高生の頃、制服で修学旅行に行くのが嫌だった、なんて日本女子からすると、マジで信じられない光景である。

 

なぜ?!「パニーニ」が今一番の“お洒落フード”!

これも、理由が全くわからない。

しかし、「パニーニ」専門店をよく見かけるようになった。

聞くところによると、「何かお洒落な感じ」のする食べ物だそうだ。

でもなぜ?!何ゆえにパニーニ???

 

“OK”に続き、“哈罗”(Hello)も中国語の挨拶として定着!

英語の“OK”は中国語化して久しく、完了形の「了」をつけて「OK了!」なんて普通に使われている。

んで、最近では“哈罗”が“OK”に続いて中国語化していて、若い子ばかりでなくオッサンやオバサンまでも挨拶に“哈罗”を使っている。

 

 

以上、普段着の中国の、今の情報でした。

 

本当に疲れる

私がこちらで接しているのは、今のところ全員が「ゆとり世代」である。

とはいえ、彼らも皆アラサーだ。

何度も言うが、人生30年近く生きてきているのに、

  • なぁんにもわかんなぁい

がまかり通っているのは、世界でもお前らだけだぞ。(´◉◞౪◟◉)

 

ちなみに、ゆとり世代への関連エントリー多数。

oyasumimizuku.hatenablog.com

oyasumimizuku.hatenablog.com

oyasumimizuku.hatenablog.com

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oyasumimizuku.hatenablog.com

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oyasumimizuku.hatenablog.com

oyasumimizuku.hatenablog.com

 

上記の過去エントリーでも触れているけど、またしてもゆとり世代のガキお子さまにやられたんですわ、ドタキャンを。

「ほう・れん・そう」

なんて、イマドキ日本人と関わりを持つ外国人ですら知っとるわ。

それをのっぺり平面顔の純日本人のお前らがなぜできない?

もうね、色々と諦めたんで、今後一切、ゆとりのお子さまたちとは交流絶ちますわ。

私多分、彼らに甘く接しすぎたんだと思う。

だから舐められまくってるもん。

自分を守るためにも、彼らとはもう接触しません。

 

 

 

 

 

 

 

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アドレス変更

このブログ唯一の公開メールアドレスを変更しました。

以前はGmailを使っていたのですが、ここ2カ月ほどどうしてもアクセスできなくなってしまい、悩んだ末の変更です。

恐らくどなたからも頂いていないとは思いますが、もし、2月20日以降本日まで旧アドレスにご連絡いただいていた方がいらっしゃいましたら、ご返信できず失礼いたしました。

宜しければ、新アドレスに再度ご連絡をお願い致します。

何だ何だ?

つい今しがたの出来事。

寮に隣接する運動場から中国国歌が聞こえたので、何やってるのかな、とひょいと覗いてみると…。

小学生の集団(ざっと見る限り30名以上はいた)が、みんなしてセグウェイ(もどきのChinaマシン)に乗って、グラウンドを走ってたんだけど。(´◉◞౪◟◉)

何のイベントなん?!

やっぱりここって不思議の国だわ~。

たくさんの、「ありがとう」

昨晩、眠りに就こうかとベッドに入り、いつもの悪い癖でスマホでニュースを見ていて衝撃を受けた。

「浅田真央選手、引退」

眠気も吹き飛んで、本当なのだろうか、誤報ではあるまいかとネットの波を掻き分けてみるもどうやら本当らしいとわかり、きっと多くの人々も同じであったように眠れなくなってしまった。

www.nikkansports.com

私が一番最初に浅田真央選手を認識したのは、彼女が15歳の若さでフィギュアスケート全日本選手権優勝を果たした時だ。

軽々とトリプルアクセルを跳んで全日本選手権で優勝したものの、年齢規定でトリノ五輪への出場条件を満たしていないため、浅田選手は出場が叶わないことをニュースで知った。

当然、マスコミが押しかけて浅田選手にインタビューをし、何とか言質となる言葉を彼女から引き出そうとしていたけれど、あどけない顔で

「(五輪出場に関する年齢規定自体を)知らなかったので、(トリノ五輪に)出られなくても特に何とも思いません」(大意)

ときっぱりと答えていて、きっとこの選手は相当メンタルが強いに相違ない、と思った。

 

その後ほどなくして、TVCMでよく見かけるようになった。

一番印象に残っているのは、(今は亡き)NECのノートパソコンValue StarのCMだ。

「浅田真央、15歳です」

とあどけない笑顔で名乗った後、当時の彼女の代名詞のひとつであった、片手ビールマンスピンを氷上でクルクルと決め、それを見た玉木宏さんと現在は国会議員である山本太郎氏が

「カワイイ!」

と顔を見合わせる、というような内容であったと思う。

 

長い手足に整った顔立ちと、外見にも恵まれた浅田選手は、おっとりとした性格も相まって

「カワイイ」

と評されることが多かったように思う。

私はスポーツのことは全くわからないけれど、それでも、浅田選手が「カワイイ」だけの選手でないことは明らかだったように思う。

 

まず挙げられるのは、メンタルの強さだ。

採点方法が度々改定され、難易度の高いジャンプを跳んでも成功しない限り点数に反映されなくなった。ジャンプ失敗時のリスクを減らすため、高得点を狙える無難なプログラムに変更するよう内外の批判を受けたときでも、一貫して自身の美学である「難易度の高いジャンプを完璧に跳ぶこと」を貫き、実際に世界の大舞台で成功させてきた。

ライバルと目される外国人選手と常に比較され、「浅田選手には“色気”が足りない」などと、よくわからない日本の年配タレントたちの、全く以て的外れかつ下品な批判を受けても、何ら臆することがなかった。

ライバル選手の疑惑の判定を受け、マスコミが浅田選手から言質を引き出そうといくらインタビューしても、「判定は判定です」との姿勢を崩すことはなかった。

私生活で肉親の不幸を経験し、マスコミに追い回され、失言を引き出そうといくら粘着されても、決して他人を責めることは口にせず、すべての結果は自身の責任であると答え続けていた。

 

次に上げられるのは、素人目に見ても美しいスケーティングとポジショニングの正確さだと思う。

恐らく、浅田選手の身体の柔軟性はバレエダンサー並(或いはそれ以上の)ものがあるのではないかと思う。

だからこそ、誰が見ても美しく、他の選手からも「お手本」と言われるほどの演技で人々を魅了しているのだと思う。

 

また、親しみやすい人格から、日本中の人々を始め、世界中の人々に愛される選手であったと思う。

浅田選手が試合に出るとなると、TVの前で手に汗握って応援し、演技に夢中で見入った人も少なくはあるまい。

もうほとんど、「親戚の子」という感覚で、感情移入しつつつい応援したくなる、それが浅田選手の魅力でもあるように思う。

 

浅田選手のことは、知れば知るほど世界中の誰もが好感を持つ、稀有な存在であったと思う。

それは、このように一貫して潔く、清潔で高尚な競技姿勢と人格にもあると思う。

 

印象深かった、

「浅田真央、15歳です」

のTVCMからたった11年。もう11年。

浅田選手は現役引退を表明したけれど、浅田選手が世界中のスケーターに尊敬され、世界中の人々を魅了し続けている稀代のスケーターであることは、これからも変わらない。

 

なかなか通えなかったであろう大学を卒業するのも良し、大学にこだわらなくとも、指導者や解説者の道に進むも良し、これからも浅田真央さんを好きであり続けることは、私も多くの人々同様、変わらない。

 

浅田真央選手には、たくさんの「ありがとう」の言葉を贈りたい。

ゆとり世代に物申す

ゆとり世代と話していると、本当に言葉(と言うか、もの)を知らないんだなぁ、と思う。

  • 眼精疲労
  • 斟酌する
  • 足が早い(生ものなどがすぐに悪くなること)
  • 蓋然性

etc... etc...

数え上げるとキリがない。

大体、眼精疲労っていう言葉を知らないって、何だ…❓

目が疲れたときのこと、彼らは何と表現しているの❓

 

あと、分からない言葉などに出会った時、普通は恥ずかしくなるものだと思うが、ゆとり世代は逆だ。

知っていること(人)を馬鹿にする。

ものや言葉を知っている、と言うのは、彼らの世代では

「ダサい」

「イケてない」

ことらしい。

この辺のことは、過去記事の日本社会への考察とも通じるところがあると思う。

oyasumimizuku.hatenablog.com

あ〜、ゆとり世代って本当に何なんだろう…。

私は、自分の知らない事柄や言葉を知っている人は教養があって素晴らしいと尊敬はすれど、バカにするなんて以ての外だ。

(だって、そういう人は文化レベルの高い家庭出身なんだろうと、容易に想像もつくし。)

ものや言葉を知らないって、よくそれで恥ずかしくないよね…❓

 

あと、ゆとり世代の子がよく言う、

「年上といる方が合う」

も私は苦手だ。

だって、年長者は若年者に気を遣っているのだから、居心地が良くて当たり前なのだ。

ゆとり世代は良くも悪くも他人に気を遣わないし、もし気を遣ったとしてもその内容と方法、方向性が何だかズレている。

そこに気付かないから、気配りが行き届いていてさり気なく気を遣える年長者といて「居心地が良い」と感じているに過ぎない。

 

「年上の方といる方が合うんです」

って言っちゃってるそこのアナタ!

アナタは年長者に気を遣ってもらっているだけに過ぎないし、端的に言うと年長者に甘えているだけだ。

そして、逆に言うと、同年者からはかなり“浮いてるやつ”なんだと自覚した方がよろしいぞ!(#・∀・)