日本企業って…
2018年5~6月ころに書いて、下書きに入っていた記事を見つけた。
約3年前に書いているんだけど、現在も状況変わってなくね?!
と驚いたので、ちょっと公開してみます。
以下、2018年5~6月頃に書いたことを念頭に置いて読み進めてください。
この記事を読む限り、求職活動で苦戦するのはやはり30~40代っぽい。
私もだけど、就職超氷河期時代に就職で困って、今も困ってて、生まれた年代間違えたーーーーーー!!!!!!って感じ。
バブル時代も小さかったからほぼ知らないし、イケイケだった時代の日本をまったく知らないといって良い。
気付いたら日本は経済状況が悪化してて、社会自体もずっと暗い。
現在では、あれだけ下に見ていた中国にすら、経済面でも技術面でもとっくに抜き去られていて、どう頑張ってももう追いつけそうにもない。
でも必死に、「ニホン スゴイデース!」「ニホン スバラシイデース!」って“非アジア系”外国人に言わせていて、海外に住んでいる私からするととても奇妙で気持ちが悪い。
私が思うに、日本経済がこれだけ停滞していて、しかも復調の兆しがほぼ期待できないのは、「日本式経営」が世界的に見ても間違っているからなんじゃないのかな、と思う。
日本って、先の大戦でも「人間=駒」、「いくらでも産んで増やせる」って思想が根っこにある。
(例:特攻隊や人間魚雷などの、人権を全く無視した自爆作戦。)
これは、「日本式経営」をしている、日本人企業主も同じ。
だから“ブラック企業”が普通に存在できているのだと思う。
安月給で心身壊れるまで働かせて、再起不能なまでに人間を破壊するとか、自殺に追い込むとか…。
ブラック企業のやることって、先の大戦で日本が行った非人道的作戦と変わらない。
そしてそれを政府もずっと見て見ぬ振りをして黙認してきた結果が、現在の出生率の低下、非婚・未婚の増加…つまりは日本国の国力の低下、存亡の危機なんだと思う。
このブログでも何度か触れているけれど、移民に頼る以外、日本の人口増加は金輪際望めない。
↑私はこうハッキリ言い切って良いと思う。
というのも、私が修士時代、講義で読んだ明治時代の資料に既に、「人口減少ニカカル国力低下ノ問題」が指摘されていたのに、それから百年以上、国は何ら対策をとってこなかったからだ。
明治時代の日本ではまさか、未来の日本で百年以上も何も対策を取られないまま、取り返しのつかないところまで問題が放置されるとは予測されていなかったと思う。
で、話は戻って移民の話だけど、こんな「人間=使い捨て」の労働環境の日本で、誰が働きたいと思うか、って話よ。
景気が良くて、激務でも給料に反映されていた時代ならまだしも、安月給で死ぬまで働かされて、プライベートなんて皆無。
日本人ですら、日本で働きたくない人たくさんいるじゃん。
移民労働者だって同じだよ。
「外国人労働者は、日本で働けるだけでありがたがってくれる」って時代はとっくに終わった。
でも、日本人企業主って、未だに上記のように思っている人、多いんじゃない???
これから、日本の労働人口は激減していく。
労働力=使い捨ての時代はとっくに終わっている。
これにいつ経営者たちが本格的に気付くのかな、ってところだと思っている。