痩せてない、痩せたくないが、太りたくない
最近、久々に会った方に「痩せたね~!」と言われるのだが、実はあまり嬉しくない。
私は変な思想の持ち主で、「痩せたくない」人なのだ。
世の女性はきっと痩せたい人が多数派のはず。
しかし私は、「痩せたくない」。
なのに太りたくもない、という天邪鬼。
恐らく、高校~大学時代の経験がもとになっていると思うのだが、私は一時期かなり痩せていた。
基本的に、15歳の時から体重の変動はない。しかし受験や色々な出来事が重なり、一時期、かなり減ってしまったことがあるのだ。
元々があまり体重がある方ではないので、少しでも減ると、自律神経がやられるのか、まっすぐに歩けなくなる。
当時はまだ若かったので、病院に掛かることなく、いつの間にか体重も元に戻すことができた。
しかし、今の状況で痩せてしまえば、恐らくかなり不味い状況に陥る、そう自覚している。
だから、「痩せたね~!」と言われると、必死に否定してしまう。
体重について、自覚できないからだ。
自分のことは、毎日見ている。だから、もし体重が減ってしまっていても、簡単には気付けない。
痩せるのは、恐い。痩せたくない。
その思いだけで、毎日味のない食事をとっている。
たまには、無理して高カロリーな食事もとっている。
痩せないように、痩せた、と言われないように。
これでも結構、考えているのよ。