ラジオ体操と朝市
抗アレルギー薬を飲み始めてから、薬効のある間は大分身体の調子が良くなってきた。
しかし、丸2週間寝込んだ後遺症なのか、今度は酷い腰痛に悩まされている。
元々腰痛持ちで、
ずっと悩んではいるが、またもや少し動いただけで激痛である。
体質もあるだろうが、腰回りの筋肉を鍛えることで腰痛が少しは軽減できないか、そう考えて、毎朝のラジオ体操をまた復活させることにした。
ちなみに、こちらに来た数年前、あまりの空気の悪さに外出できない日々が続き、運動不足が心配になった時期にも、毎朝夕二回行っていた。
思い起こせば、その時期は体調が良かったように思う。
日本の国民的体操とも言えるラジオ体操、これはかなり合理的にできている体操で、真面目にやるとすぐわかるのだが、全身の筋肉を満遍なく、且つ身体の負担は最小限にしつつ動かすことができる。
(余談ではあるが日本人って本当に賢いんだな、とここでも再度気付かされた。)
これを、本気でする。
第一・第二合わせて6分くらいの運動であるが、大真面目にやれば、じんわり汗ばむほどの運動量である。数年前に初めて取り組んだときには、筋肉痛になったくらいである。
これをまた、今朝から再開した。
当然、腰が激痛で動かないので、動かせる範囲でだけ行ったが、身体も頭もスッキリして、やはり気持ちが良い。
そして今日は遂に、構内で毎朝立っている朝市にやっと行ってきた。
大学都市
過去記事でも何度も言及しているが、基本的に中国では、大学内で生活のすべてがまかなえるようにできている。
「大学都市」や「学園都市」などと日本でもよく言うが、中国の場合まさに「大学=都市」であり、大学がひとつの都市の役割を果たしている。
よって、教職員・学生含め、基本的に全員が大学キャンパス内に居住し、キャンパス内には、日本にも必ずある大学附属図書館以外に、
- 学生・教職員寮
- 食堂(イスラム教徒専用レストランも完備)
- スーパー
- 書店
- 印刷所(名刺から資料の印刷まで何でもできる。版権は無視)
- 果物屋
- カフェ(中国人もようやくコーヒーを飲むようになった)
- 修理店(中国製電化製品はすぐ壊れる。腕時計の電池交換も可)
- 理髪店(カリスマ理髪師のおっちゃんが、200円くらいで切ってくれる)
- 眼鏡屋(中国の大学生の眼鏡率は日本より高い)
- スポーツジム(中国人は身体を鍛えるのに熱心)
- 病院(プライバシーは皆無。診察内容は全員に丸聞こえ)
- TV・ラジオ局(たまに番組収録のサクラとして呼ばれる)
などなど、ありとあらゆるものが揃っている。
そして、どんな大学でも必ず「果物屋」があり、果物屋のない大学は恐らく皆無である。それほど中国人は果物を食べる。日本では「果物=進物の高級品」であるが、こちらはお菓子が高いので、お菓子代わりが即ち果物である。
その他に、衣料品や生鮮食品の市場が毎朝6時から大体お昼頃まで立っている。
今日はやっとその朝市に行って、野菜やマッシュルーム類を仕入れてきた。
これでまた健康的に暮らせる。
自分を幸せにするためには、まず健康でなくちゃね。