みみずくDiary in China

中国留学中のみみずくによる普段着のChina徒然日記

ネット規制について・3

ここでも何度か話題にしている、こちらのネット規制。

oyasumimizuku.hatenablog.com

oyasumimizuku.hatenablog.com

 

これにまた動きがあり、私の場合、19日(木)午後から中華・海外製VPNアプリがどれも等しく使えなくなった。

アプリ自体、立ち上がりもしない。

 

現在こちらでは5年に一度開催される、重要な「とう」大会の真っ只中で、恐らくそれ関連の規制強化でVPNが遮断されているのだと思う。

他にも様々なことに影響が出ており、実際、宅配便などの物流も検査強化で「とう」大会期間中は遅配が普通になっている。

また、国立の施設も出入場のチェックが厳しくなっており、私のいる大学もデリバリの配達のお兄さんなどが校門で停められ、身分証の提示などを求められている。これは、「とう」大会期間前には見られなかったことである。

尚、この大会は人民にとって生活を直接左右する本当に重要な会議であり、期間中、公共機関のテレビモニタはどれも「とう」大会の模様が流されている。(ので、ついつい私も熱心に見入ってしまう…。(;´Д`))

これが一時的な規制なのか、「とう」大会が終了する24日以降にまた使えるようになるのか、皆目見当がつかない。

どちらにせよ、来年からVPNが使えなくなるという話があるので、それがちょっと早まった感じなんだろうか、などと考えている。

 

でも、こういう時期に限って、FB経由で海外の友人がメッセージをくれたりするんだよね…。

見られないので放置しているけど。

 

尚、このブログの公開メールアドレスも、実は大分以前から特定のアドレスの方にはVPNを通さないとメールの送受信ができなくなっていました。

現在VPN自体が遮断されておりますので、お返事差し上げたくてもできない状況にあります。

失礼いたしておりますが、どうぞご理解ください。

やっぱりね…。

最近気になったニュース。

www.news-postseven.com

 

このニュースに関連したことを、私も約2年半前に書いた。

oyasumimizuku.hatenablog.com

 

日本の社会構造って、やっぱり歪な気がするんだよね。

日本の男性(以下、単に男性とする)は、生まれた時から「母親」という役割の女性に依存して生活し、それは結婚するまで続く。

男性は結婚後、今度は「妻」そして「実母」「娘」という役割の女性にやはり依存して生活する。

つまり、自分のことを

  • 女性に世話/面倒を見てもらう存在

と認識して生きている。

 

そして男性は、女性のことを

  • 男性の世話/面倒を見る存在

として認識しており、その逆はあり得ない。

 

その証左に、日本に帰国していつも違和感を覚えるのだが、家事の際に利用する生活家電やキッチン用品、そして食器・洗濯洗剤などのTVCMは、堂々と

「女性の目線で」

とか、

「女性の要望に応えた」

などと銘打っているし、TVCMの出演者も女性で、使用者を暗に女性に限定している。

 

これって、正直言ってかなり変だよ。

だって、生活家電やキッチン用品、洗剤なんて、生理用品と違って使用者が女性に限定されていないもの。

ちなみに中国の場合、少なくとも15年ほど前には既に、食器用洗剤のTVCMはエプロンを着けた男性が出演していた。

現在でも、商品の利用者を暗に女性に限定した作りのTVCMは、あまり印象にない。 

 

話は戻って、上記記事の内容を見ていても、男性が「女性に世話される存在」と自らを認識していることはほぼ間違いないと思う。

だから、体調が悪化して自分の世話をしてくれない病身の妻に苛立ち、自分の世話をしてくれる他の女性の元へ不倫に走るのだ。

 

よく話題になるけれど、育児や家事・介護について、既婚男性が妻に

  • 「手伝うよ」

と言うことの違和感を、恐らくほとんどの(既婚・未婚を含めた)男性は認識していないだろう。

育児も家事・介護も、女性にしかできないことではない。

しかし日本の場合、これらは「女性の仕事」として認識されているので、結婚後、当事者になった後も、男性は育児や家事は「妻である女性の仕事であって、自分の仕事ではない」と認識している。

だから、当事者なのに第三者のように妻に「手伝うよ」、と何の疑問も持たずに言ってしまうのだ。

 

何度もこのブログで書いてきたけれど、日本の男性もその意識も変わっていない、何十年も。

日本社会は雇用や経済面で確かに変わった。

終身雇用制もなくなり男性の生涯賃金も大きく下がって、共稼ぎが一般的になった。

でも、女性にだけ負担を負わせ続け、それは是正されていない。

 

私は近い将来、日本に帰ることにしているが、日本社会が正直怖い。

たとえ年長者でも、「男性」というだけで女性が年下に気を遣わなければならない社会が怖い。

地域や職場の酒席で、ホステスでもない素人の一般女性にお酌させて当然な社会が怖い。

 

そして、いつもは「外国人が見る日本」に異常なほど関心を示し、

外国人に日本を批判されると平身低頭反省して受け入れるのに、

いざ同じ日本人から批判されると

「調子に乗るな」

「日本と海外は違う」

「そんなに外国がいいなら日本に戻ってくるな」

などと悪し様に罵り、受け入れない日本社会が一番怖い。

遭遇

昨晩の出来事だが、未だにショックが薄れないのでちょっと吐き出してみる。

(以下、害獣話につき、閲覧注意)

 

 

 

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記念日?

2013年の今日、ブログを始めました。

oyasumimizuku.hatenablog.com

 

気持ちの行き場がない、孤独な生活の中で何となく始めましたが、気付けば思いやりあふれるメール、スターやコメントをくださる方もいらしたりして、

ブログを通じてですがつながるご縁もあるんだなぁ、などととてもありがたく、そして感慨深く思っています。

これからも特に内容は変わることなく、愚痴と心の澱を垂れ流すブログであり続けると思うのですが、

緩く、そしてやっぱり地味に続けていけたらいいなぁと思っております。

 

もし宜しかったら、たま~に覘いていただいた時に、何か記事を更新できていたらと思います。

そして、似たような境遇や趣味・趣向の方、似たような「あるある」をお持ちの方々と、何らかの形でつながれると嬉しく思います。

 

今日、このブログに目を留めてくださった方もありがとうございます。

たまたまお立ち寄りいただいた方も、良く覘いてやっているよ、という方も、どうぞ素晴らしい毎日をお過ごしになりますように!

わたしが書店に行ったころ

カズオ・イシグロ氏のノーベル文学賞受賞を受けて、そういえば中国語で読んだことがなかったなと思いOPACで調べると、構内の大学附属図書館に蔵書があることが分かった。

慌てて身支度を整え、宿舎から徒歩3分の図書館で借りてきた。

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石黑一雄《别让我走》

余談だが、借りる際「予約が入って入るから借りられない」と言われたのだが、「予約は貸出中の書籍限定で、開架にある本は早い者勝ちでしょうが!」と言って借りてきた。( ̄д ̄)

 

イシグロ氏の氏名も当然漢字表記。中国語タイトル《别让我走》は、

别→Never

让→Let

我→Me

走→Go

で、英語原題の語感そのまま。日本語タイトルの「わたしを離さないで」よりもずっとしっくりくる。

中国語と英語は構造も似ていて親和性も高いし、内容も日本語よりしっくりくるかも…。期待!

秋の夜長に、少しずつ読んでいきたい。

 

そして、書店ではどんな扱いなのかなと気になったので、今度は徒歩15分の地域最大規模の書店へ。

中国の最大手書店といえば博库(Bo Ku)で、以前は新華書店という名称であった。

 

縦横にドーンと大きいビルを目の前に、入り口にノーベル文学賞特設コーナーがあったりするのかな…?と思いつつ足を踏み入れるも…あれ??

特に何もない。

じゃあ、外国文学のコーナーに特設されてたりする?

とエスカレーターで上るも、何にもない。

そんなはずないとぐるぐる回ってみたのだが、本当に、何もなかった。

というか、イシグロ作品自体、見つけられなかった。

一体、どうなってんの?!私の探し方がダメだったのかな…。

 

その代わり、日本の怪談、妖怪や化け物・陰陽師に関する作品は大人気で、こんな感じで平積みしてあった。

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陰陽師は大人気

 

尚、相変わらず村上春樹氏の中国人気はスゴイ!この棚、上から下まで全部村上作品。

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村上春樹は大人気

村上氏は、政治的発言が多くなってから一気に中国で人気が高まったな、というのが私の個人的な印象。

村上氏以外にも渡辺淳一氏の人気も高く、上記写真にも少し写っているけど、村上氏と同じくらい多数の取り扱いがあった。

村上氏と渡辺氏の共通点って、作品中に性愛描写が多くみられることのように思うけれど…。

中国ってポルノ産業が厳しく制限されているが、文学作品中の性愛描写については、表現や語感をマイルドにすることで、一部の例外を除き出版を許可されている。*1

その性愛描写目当てで村上・渡辺作品を読んでいる人もいたりするのかしら…?

 

他にも、東野圭吾氏の作品も人気が高い。

これは、今は禁止されてしまった日本のテレビドラマや映画の影響が大きいと思う。

ドラマ・映画化された東野氏の「白夜行」や「新参者」シリーズは、こちらでもいまだに根強いファンがいる。

 

意外だったのは、三島由紀夫作品も数多く翻訳されており、それなりに人気があること。

昔の話だが、中国人同僚に「三島由紀夫の小説が大好きだ」と何気なく語ったところ、キッと目を吊り上げてその場で非難された挙句、

後日、「あんな稚拙な文章のどこが面白いのだ」と、メールでもグチグチ粘着され難儀したことがある。(三島文学を“稚拙”って言っちゃうのもスゴイよね…。)

 

一昔前まで、中国での三島由紀夫の評価は「唾棄すべきファシスト」であり、彼の文学の素晴らしさは認められていなかったし、読んでみようとする人すらほとんどいなかった。

時代が変わったのかなぁ、と感じた。

 

その他、日本で有名だったり話題になった作品は時代に関わらずほぼ全て中国語に翻訳されており、こちらでも発行されている。

多分、皆さんの想像をはるかに超えて、日本文学は中国で広く受け入れられている。

でも、逆ってないよね…。

日本で読まれている中国文学は、せいぜいが近代まで。現代文学はほとんどない。

やはり日本の文化は、アジア最高峰と言っていいのだろう。

 

日本文学以外では、人工知能(AI)が中国でもやはり関心事項であるようだ。

関連書籍が特設コーナーで多数紹介してあった。

 

あとは、インテリアや内装に関する本も、大きなコーナーで紹介されていた。

中国では、マンションやアパートを購入すると、内装は自分でアレンジする。

地価の高騰も頭打ちとなり、以前より手が出やすくなった今、念願のマイホームを手に入れた人々がこういう本を参考にしているのかな、と思った。

 

書店でのノーベル文学賞の取り扱いが全くのゼロで、ガックリと肩を落として寮に帰ったのだが、ふとネットを見ると…。

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アマゾンチャイナ カズオ・イシグロ特設ページ

あった、あった!!さすが、アマゾン!!

ちゃんとカズオ・イシグロ特設ページがあり、ようやく私の溜飲が下がった。

 

 

 

ところで…、ここだけの話、イシグロ氏の外見も話す英語のアクセントもとっても好みなんだけど、同意して下さる方、きっと少なくないと思う…。( *´艸`)

*1:朧げな記憶が確かならば、村上春樹氏の「1Q84」の十代少女と成人男性との性行為描写については、少なくとも第一版では翻訳自体されていない。

ノーベル文学賞のお零れ

昨夜、寝る前にブログでも更新してみようかな…と気まぐれにはてブロを開いて、アクセス数にビビってPCを閉じた。Σ(゚Д゚)

自他共に認める、はてブロいち、地味なブログなのにアクセス数が見たこともない数字だったのだ。

このブログはアフィリエイトブログ

どのアフィリエイトプログラムにも参加していないので、あらゆる広告収入などは、何ひとつない。

よって、どれだけアクセスいただこうが、リンク先をクリックしていただこうが、私の収入には一切無関係

だから、安心して(?)アクセスしていただきたいのだが、如何せん小心者なのでアクセス数を見て動悸がしてしまったのだ。(;´Д`)

 

何が起こったのかと、ドキドキする心臓を抱えてベッドの中でスマホを見て、カズオ・イシグロ氏がノーベル文学賞を受賞されたことを知った。

なるほど、そのお零れにこの地味ブログも預かったのだな。

www.yomiuri.co.jp

 

 

という訳で、ちゃっかりそれに乗ってみる。( *´艸`) 

oyasumimizuku.hatenablog.com

 

宜しかったらこちらもどうぞ。

oyasumimizuku.hatenablog.com

ネット規制について・2 ※2017年10月5日追記

今日は中国でも重要な節句のひとつ、中秋節。

一家団欒、大事な日である。

私は引き続きの体調不良で、遂に(3年半前に)期限の切れた抗生剤を飲んでいるが、これってまだ有効なの…?

効いている気がするような、しないような…。

まだ痛みがあるってことは、効いて無いんだろう。(^▽^;)

 

ところで、本日夕方からVPNが全くつながらなくなった。

中華製アプリは開くことすら不可能。海外製アプリは立ち上がりはするものの、一切つながらない。

これが一時的なものなのか、継続するものなのか、これから見守らねばならないと思う。

 

さて、私の場合は今日で国慶節休暇も終了。

まだ体調不良だし、寝て起きて休暇が終わってしまった。

免疫力を上げないとならないが、これもまた難しい。

困ったものだ。

 

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(上記に追記)

2017年10月5日お昼現在、VPNの接続状況はやや改善があり、「たまにつながるかも」という感じ。

全くつながらない→たまにつながる…かも

という状況ですが、今後どうなるかは不明。