ケント・ギルバートさんからの“警鐘”
この記事、必読です。
日本では今、無知な若い人々が何やら騒いでいるようですが、これを読んでも、まだ騒げますか。
この記事には、現在の日本を始めとするアジアの安全保障に関して、本当にわかりやすくまとめてあります。
記事中には早々に、
日本の安保法制に反対する国は中共、韓国、北朝鮮の3つしかありません。
と、ズバリ核心がついてあります。
最近の一連の騒動について、騒ぐ原因は、つまりはここなのでしょう。
アジアの安全を脅かそうとしているのは、一体誰なのか。自ずとわかるというものではないでしょうか。
また、
(みみずく補注:自衛隊の)自立を邪魔する存在は、憲法9条、偏向したマスコミ、無責任な野党、無知な国民、そして、それらのバックに見え隠れする中共です。
には、心をグサッと刺された気持ちになります。
“無知な国民”…、全くその通りです。
海外に出てみると、日本人は、自国を取り巻く安全保障上の問題や危機、海外の実情について知らなさすぎるように思います。
国際法を無視して周辺国に武力侵攻し、そこの民族を虐殺したり、自国からはるか離れた海域の岩礁を埋め立てて領有権を主張するような連中が、なぜ他国の憲法の条文を尊重するなどと呑気に考えられるのか。楽観する思考回路が全く理解できません。中共は自国の憲法すら守りませんよ。
これは、その当事国に住んでいる私だからこそ言えると思っていますが、まさにその通りで、ぐうの音も出ません。こんな国が自称「平和国家」、とな…?!正気かいな…!( ゚Д゚)
こんな重要な指摘は、本来日本人が自覚して行うべきなのに、外国人であるギルバートさんにしていただかなければならないなんて、ありがたいやら恥ずかしいやら…。
母国だけど、日本、マジで大丈夫?!平和ボケもいいところだよ!!
他にも、こちらにいる私は知識として知っていることではありましたが、日本の呑気な若者が知っているのだろうか、という、こちらのある制度についても書かれています。
ピンと来ない方は是非記事を読んで確かめてみて下さい。
記事冒頭にも紹介してある、防衛省報告書「南シナ海における中国の活動」も、併せて必読です。
日本ではほとんど知られていないことではありますが、こちらでは、小学生でも「軍事教練」を受けると聞いています。
実際に大学でも、新入生に対して、私の知る限りそれが必須教育課程に組み込まれています。
つまり、小学校から始まり、人によっては大学に上がっても、中国人は繰り返し軍事教練を受ける必要があるのです。
もちろん、彼らは特殊な中国人ではなく、ごく“普通”の一般的中国人です。
あなたの知り合いの中国人や中国人留学生も、恐らく何度もそれを受けて大人になっています。
また中国では、小学校から「思想教育」の時間があり、共産主義・思想について、繰り返し教育(という名の……ゴニョゴニョ)を受けます。
これは、大学生になっても基本的に変わりません。
そんな人々が、あなたの隣にいるんです。
職場で、大学で、たまたま立ち寄ったコンビニで、日本国内でも極めて日常的に接しているのです。
「普通の中国人」と思っているその“普通”が、日本人の考える“普通”とは、そもそも全く性質が異なるのです。
万一有事の際、私たちごく“普通”の一般的日本人は何もできません。
今まで一度も、軍事的訓練を受けずに大人になっていますから。
でも、あなたの隣にいる中国人は、ごく“普通”の一般的中国人なのに、日本人の思う“普通”ではないんです。
万一の際、私たちごく“普通”の日本人は立ち尽くしてアタフタするのみですが、あなたの隣にいる“普通”の中国人は、そうではない。
彼らは、有事の際のスキルを、子どもの頃から、ごく“普通”に学び、繰り返し訓練してきているのです。
繰り返し言いますが、そういう人々が、私たち日本人のすぐ隣にいるんです。
それでもあなたは、まだ呑気に騒げますか?