治安とお金
ちょっと前、中国人の友人から、「最近は中国人も基本的にお金持ちになって、スリが少なくなった」と言われた。
はぁ…、やっぱり中国人って…だなあと思ってしまうのは、
治安=経済的豊かさ
だと思っているところ。
だってさ、アメリカ見てみなよ。アメリカなんて世界最大の経済大国で、富裕層めっちゃ多いけど、同時に犯罪率も高いよ?
スリに限って言えば、ヨーロッパは経済的に豊かな国も多いけど、やはりスリもめっちゃ多いよ?
治安と経済的豊かさは、確かに相関関係はあるとは思うけど、イコールではない気がするんだな。
例えば、日本が貧しかった時代。
日本が豊かになったのは近代以降だと思うけど、それでも、今の中国より治安は良かったんじゃないかと思う。
それはひとえに、「民度」(=教育)の差だと思うんだよね。
貧しい時代でも、「犯罪してまでお金なんているか!」っていう誇りある民族だから、犯罪率も比較的高くなかったんじゃないかと思う。
また、こういう思考に至る民族の誇り高さって、教育水準の高さからくる、倫理観の発達も無関係ではないと思う。
やっぱり、日本は昔から教育水準が高い。だから、人々の倫理観も崇高で、今に至るまで高水準の治安を維持しているんだと思う。
これに気付けないようじゃ、アンタらもいつまでたっても世界中で嫌がられ続けるだけですぞ。
…などと思った、ある日の出来事。