みみずくDiary in China (だった)

中国留学からニッポンに帰国したみみずくによる普段着の徒然日記

…何の音?

「とんとんとん」

「何の音?」

「風が吹いた音」

「あー、良かった」

「とんとんとん」

「何の音?」

「おばけが来た音」(ほか、「狼が来た音」でも可)

「きゃ~~~!!」

(逃げ回る。捕まった人が新たに「とんとんとん」と始める)

 

っていうのを、数十年前、まだ私が幼稚園生や小学校低学年だった頃よくしていた気がするんだけど、何という遊びだったかが思い出せない。

シンプルに、「狼が来た」っていう遊びだったような気がするけど、定かでないしググる気もない。

 

 

中国の騒音問題

さて、海外に住んでいると(住んでいなくとも)、住んでいる物件の騒音問題ってかなりの死活問題だと思うのだが、私も例外でなく、相当悩んでいる。

特にこの国では、どんな高級アパートでももれなく安普請なので、様々な音がどこかしらか聞こえてきて、「無音」とは文字通り無縁である。

友達の住んでいた某高級アパートに遊びに行った時なんて、エレベーターの稼働音から上の階の住人の足音まで、すべてが筒抜けで心底同情したほどである。

私の住むボロ留学生寮も、多分壁はそこそこ厚いのかなと思うが、天井とドアが薄いので、ドアからは廊下の音が、天井からは上の階の住人の生活音がダダ漏れである。

(逆に言うと、ドアからは室内の音を、床からは生活音を漏らし放題である。)

 

室外機うるさすぎる問題

そればかりでなく、エアコン室外機の稼働音がうるさすぎる。

日本と違って、壊れて動かなくならない限り、こちらでは室外機を交換しない。

だから、エアコンは最新式に換えても、室外機だけはボロボロの年代ものだったりするので、信じられないほどの騒音である。

しかも普通の音ではなく振動音なので、耳栓が効かない。

室外機が取りつけてある外壁を伝わって、部屋の中の壁およびベッドまで振動してもうずっとろくに眠れておらず、私はもはや廃人同然だ。

 ちなみに上の階の住人は、ほぼ24時間エアコン(暖房?)を付けっ放しにしている。

…そんなに寒いんかいね?(゚Д゚;)

この件、寮の管理人にも伝えたのだが、さすが四六時中うるさい環境で、というかぶっちゃけ「静か」という概念すらもはやない中国で生まれ育った中国人、一言

「仕方ない!」

と全く取りあってくれなかったわ。

日本のように全くの無音とか、静かな環境がないからこそ言える言葉だよね、これって。(;一_一)

 

何の音?問題

そして、たまに悩まされているのが、発生源も何の音なのかも、何もかも不明な音。

今も、もう二時間ほど、

コンコンコンコン…

と、何かを(恐らくはハンマー様のもので??)叩くような音が断続的にしているのだが、一体何をしている音なのか、見当もつかないのだ。

あちこち耳を澄ませてみた結果、上の階から音がしているような気がするのだが、断定はできない。

ちなみに上の階の住人とは面識がないのだが、生活音やたまに落ちてくる洗濯物から類察するに、男性で恐らくバイク乗りだ。

ここ中国では、物干し台兼用のバルコニーのある物件も多いのだが、窓の外にむき出しに設置してある「物干し棒/ワイヤー」に直接ハンガーで洗濯物を吊るして干すのも一般的で、強風に煽られてしばしば洗濯物が落ちてくる。

そして、午前3時だろうが4時だろうが、椅子を擦る「ギギ―」という音が聞こえてくる(そして私はその音で目覚めてしまう)ので、相当な勉強家だ。

そして件のコンコン何かを叩いているような音、割合時間を問わず、しかも結構な音量で聞こえてくる。

 

音の発生源が上の階の住人だと仮定して、留学生寮なので、彼が同じ大学の留学生なのは間違いない。

…でも、一体何の音???何してんの???

まさか室内で美術作品でも作ってんの???

でも、このキャンパスには芸術系いないよね???

本気でうるさくて、そのうち丑三つ時にでもトラディショナル・ジャパニーズ・ホラーの代名詞、貞子スタイルで

「オマエ… ウルサイ… ワタシ… アナタ… ノロウ…」

って突撃訪問して、ウッカリ呪ってやろうかしらね?( ̄д ̄)

 

トラブルのもとになるのが嫌だから我慢してたけど、もういい加減、堪忍袋の緒が切れそう。

部屋にいる時に耳栓必須ってこれ、リラックスもするべき空間としての、部屋の本来の機能をほとんど果たしていない気がするわ。