Brandnew My 中華携帯
突然携帯が壊れた。
末期には突然何度も再起動を繰り返し、また突然電源が落ち、暴走に暴走を重ねた挙句、手を尽くしたのだが原因さえ不明で手の施しようがなく、ようやく思い残すことがなくなったのか文鎮化しての最期であった。
約1年半という短い命であった。
しかしこのブログでも何度も言及しているが、こちらでは携帯(特にスマホ)は生活必需品である。
中華版LINEといわれる「WeChat」の普及率と生活への浸透度はかなり高く、極端に言えばこのアプリだけで生活のすべてが完結するような、ライフラインに直結したアプリである。
そんなこちらの生活の中で、携帯が壊れてからの数日間、実に俗世と隔絶した生活を送ることができた。
しかし、指導教官や研究科からのお知らせもすべてこの「WeChat」を通じて配信されるこちらの生活を正常に送るためには、やはり新しく携帯を購入しなければならぬ。
という訳で、適当にネットで見繕って購入したのが、中華携帯Huawei honor4Cである。
今年4月の発売のようだが、数日前の購入でもこの記事にあるように799元(現在のレートで約1万5千340円)のままであった。
恐らく、光棍節(双11)の際に購入すればもっと安かったと思うが、その時には特に問題がなかったので仕方あるまい。
余談ではあるが偽物対策のため、華為公式サイトより購入した。
まだ届いたばかりで数時間しか使っていないのだが、実はかなり好感触である。
というのも、最近Huawei社は日本にも進出したせいか、初期設定の段階で「日本語」が選択できるのだ。
以前持っていた携帯は、それができずrootを取って日本語化しなければならなかった。
また、ウイルス対策・省電力設定・広告除去アプリが標準装備されているため、買ってそのままの状態で使い始めても、何のストレスもない仕様である。
今まで中華携帯を食わず嫌いというか、毛嫌いしてきたのだが、何これマジ悪くないじゃん!٩( ''ω'' )و
これだけの性能をこんなに低価格で販売できるのだから、日本の携帯端末の衰退もさもありなん、という気がしてしまう。
ところで、当初は今話題のコスパ最強の小米(xiaomi)の紅米(Redmi)note2を購入するつもりだったのだが、端末の裏側はカラフルなのに、ディスプレイ面の上下部分がどれも黒だったのが気に入らず、結局は現在のものを選んだ。
私の場合、携帯の高機能を活かすような使い方はしないので、「見た目」これこそが重要な決定要素だったりするのだ。
さて、新しい携帯はどれくらい持つかな。
せっかく中華携帯の本場にいるのだ。
こちらでは、安い端末を短いスパンで乗り換える、というポリシーで行きたいと思っている。