何だかモヤったこと
ちょっと前のことになるけど、某所で日本女性と出会う機会があった。
たくさんの人々でごった返す場所でだったけど、だいぶ遠くから見ても、その女性は「日本人」だと私にはわかった。
なぜ日本人と分かったかと言うと、
- 立ち姿が隙だらけ
- 表情が隙だらけ
- なぜかくねくね
だったから。
これ、きっと「BBAが若い子に嫉妬してんだろ、みっともない!」ってお思いになる方もいらっしゃると思うけど、それは半分当たって、半分違っている。
だってその女性、特に若くもなかった(といっても、当然十分BBAな私よりは余裕で年下だが)からだ。
それに、人に対して嫉妬心を覚えるなんて、こんなBBAになるとそんな感情もどこかに置き忘れてしまっていて、人に嫉妬することすらとっくの昔にしなくなっている。
んで、ちょっとしたきっかけで話すことになり、やはりその方が日本人だということが分かったんだけど、ちょっとびっくりしたのが、初対面の私に、会って数分で自分から「某省の職員である」ことを言われたからだ。
これ、ハッキリ言ってかなり驚いた。
というのは、中国で暮らしていると、一定数の“某省の職員”(某は、G以外にもKだったり、色んな各省)と知り合うことがあるのだが、そのどなたも、自分の職業については明かさない方ばかりだったからだ。
職場のことも、“会社”とわざとぼかして話されるし、関係者でないとピンと来ない隠語を使って、勤め先がどこなのかは極力わからないように話される。
私はお話しを伺ううちに大体あそこかな…という見当を付けるけれど、ご本人が直接話されない以上、私からご本人に直接お尋ねすることは、勿論一切ない。
後になって、自分の予想がやっぱり当たっていたんだ、なんて答え合わせする程度。
なのに先述の女性、某省職員であることを、会って数分の、どこの馬の骨ともわからぬBBAに、自分からペラペラしゃべってきたのだ。
これでも十分驚きだったんだけど、某省職員と伺って、(ぼかしてしか言えないけど、色んな問題もあるし、ハニトラだってあるし)「大変ですね」とお声かけしたら、なぜかムキになったように、
- ○○○勤務などで一生ここに住める
- 外国に住むのに憧れていた
- 先輩方は中国語ペラペラで私もそうなりたい
等々、え~?!外国に憧れているだけのタダの素人さんなの?!Σ(・ω・ノ)ノ!
っていうことをキラキラと語られたもんだから、二度ビックリよ!!
そんなん、某省職員にならなくてもできることだし、大体、何度もこのブログでも触れているけど、外国語なんて所詮ただの道具だよ!!
外国語を使って「何をするか」、「何ができるか」が重要であって、ペラペラしゃべれても、その中身がなかったら何の意味もないじゃん。
それに大体、外国に対する憧れだけでその省に勤務するって、何か危ない。
外国への憧れだけで勤まる仕事なんて、あるのかな。
もっと汚くてシビアなもの相手に、丁々発止の緊張の連続な綱渡りをしないといけないのがその省の役目なんじゃないの。
もしかしてこの女性が採用されたのは、職務内容が違う分野で、のんびりしていい部署なのかな。
似た職務内容に従事していた身内がいたけど、身内の誰も実際の職務内容を知らないし、(まあ、知ろうともしないけどさ)相当ストレスフルな仕事で、全ての記録事項は頭の中、家の中にも一片のメモすら残さない生活をしていたよ。
まあ、時代が変わったんでしょうなぁ。
んで、もっと驚いたのがその女性、たまたま私と共通の知人(外国人男性)がいるんだけど、その彼と知り合ったきっかけが、
- 日本語の本を読んでいて、カフェで声を掛けられた
って言っていて、マジかよ?!だったわ。(;一_一)
アナタ、ハニトラとか言う言葉、ご存知?!軽率すぎやしませんかね。難関試験を突破した人なのに、何なの、この警戒心の無さ…。(;´Д`)
相手は私も知っている外国人男性だけど、ぶっちゃけ、私はこの外国人男性のことは“顔見知り”程度なので、名前も出身地も知らない。
趣味で日本語の勉強をしているらしく、たまに会うと「コニチワー」って声はかけてくるけど、こっちも笑顔で挨拶するだけ。
だから信頼もしていない。
なのに、カフェで日本語の本読んでいて声かけられて、すぐに信頼して親しく友人付き合いって、「めっちゃフレンドリー」といわれる私ですら絶対にしませんわw
彼女、“憧れの外国、中国”に赴任できて、舞い上がっちゃっているのかなぁ…。
だって、考えてもみなよ。逆に、日本で同じ場面に遭遇したら、相手のことを信頼できる?
- 日本のカフェで、外国語の本を読んでいて、声を掛けてきた外国人男性
一気に胡散臭さが増さない?!
しかもさ、言い辛いけど相手の男性、 歯 が な い んだぜ…。
これだけで十分、怪しいと思うんだけど…。
「人を外見で判断しちゃいけません」ってのが通用するのは日本くらいなもので、世界的に見れば、人は外見が100%。
日本ではまだ歯科の重要性がそこまで認知されていないから、歯並びや口腔衛生に気を使っている人も少ないけれど、世界的に見たら、外見の中でも特に歯科衛生ってかなり重視されている。
それがちゃんとしていないと、一気に人としての信頼度も下降してしまうのだ。
私は日本人に見られないことが多いけれど、そのひとつに「歯と歯並びが綺麗だから」と良く言われる。
外国人にとって、日本人のイメージって「歯がガタガタで汚い」らしい。それがないので、日本人としてはかなり珍しい、と。
ここで、このブログをご覧になってくださっている、数少ない 日本女子の方に少し苦言を呈したい。
外国に出たら、日本的な立ち居振る舞いは改めましょう。
- 姿勢よく
- 常に緊張感をもって
- 表情にも締りを持たせよう
- 「日本人」であることを理由に近付いてくる人には警戒心を
日本では、ゆるふわな雰囲気や言動が“日本男性”に受けるけれど、海外に出たらそれは単に「警戒心のない、緩い人」。
男性受けとは別物です。
自分の身を守るのは、自分自身。キリッとした雰囲気を身に纏うよう、努力しましょう。
あと、アジ専でないまともな外国人男性にモテたいなら、キリッと知的な方がモテます。ゆるふわな雰囲気に釣られて来るのは、アジ専外国人がほとんどなので、逆効果です。
ってな訳で、ダラダラ綴ってみたけどさ、近年日本が色々な困難に直面しているのは、世代交代でゆとり世代が各省職員となって、その中にたまーに交じっているホンマモンのゆとってる子ちゃんたちが、ゆるふわな雰囲気で変にフレンドリーに色んな外国人と交流して、“ウッカリ”機密情報を漏らしちゃったり、ハニトラに引っかかっちゃったりってしているからなのかな~って、何だかモヤっていたりする。(。-∀-)
勿論、ほとんどの職員の方は百戦錬磨の精鋭エリートさんたちで、日々日本の国益のために奮闘してくださっている、というのは百も承知の話ですが。
以上、最近何だかモヤっとした話。