師走
気付けばもう師走。
今年も残すところあと数週間となった。
こちら中国では旧正月*1を祝うので、新年までまだ2カ月ほどあり、年末の雰囲気は皆無。
こちらの生活も長くなり、私も12月を一年の最終月とも思わなくなってきた。
但し、クリスマスがあるのでそこだけは特別な月だと思っている。
私の場合、変なところで妙に律儀なので、毎年クリスマスからキッチリ3週間前の日曜日にクリスマスリースを寮の部屋のドアに飾る。
部屋の中にも勿論、ささやかにクリスマスツリーを飾っている。
スヌーピーのミニツリー。
高さ20cmほどの、本当にミニミニツリーだけど、気に入っているので毎年飾っている。
クリスマスだけは、どんな宗教でもどんな境遇にある人でも、幸せに心穏やかに過ごす権利のある日だと勝手に思っている。
だから、この日一日だけは誰もが温かい場所で、空腹にも悩むことなく、幸福な気持ちで過ごせるよう、自分の出来得る限りのことをそれを求めている人に手助けするべき日、でもあると勝手に思っている。
優しさは自分のためにあるものではない。
他の人からもらったものを、再び他の人に受け渡していくもの。
もらった優しさって、溜めてばっかりじゃダメなんだと思う。
循環させて行くものなんだと常々思っている。
師走の一日一日を、自分には何ができるのかを考えながら今年も過ごしていこう。
*1:2018年2月16日。