口座新設 3 ー超ローカル銀行編(追記)
自力でのこちらの銀行口座も、超ローカル銀行口座開設で3行目となった。
ここで、前回の追記をしたい。
銀行口座開設は、居留証保有者のみ
以前は旅行者でも気軽に開設できていた中国の銀行口座であるが、ここ数年で開設要件が厳しくなり、基本的に
- 中国居留証(VISA)保有者
- 中国の携帯電話番号所有者(ネットバンキング・モバイルバンキング利用者のみ)
しか口座を開設できない。
尚、居留証の日付チェックが厳格化しており、手続き上不可避な空白期間※であっても、そこを厳しく追及された。
※例えば、12月31日に居留証の期限が切れるとする。期限内に延長手続きをとっても、事務処理上の延長処理が終了して、居留証が発行される実際の日付は、(例えば)1月7日のように、1週間の空白期間が存在してしまう。
これは事務処理を行う出入国管理局側の手続き上、仕方のない書類上の空白期間であるが、期限内に延長手続きを行っているので、申請者にとっては合法的滞在である。
しかし、銀行員はこの事務処理上の空白期間を「合法的な中国滞在とは見なされない」とし、私は何度説明しても厳しい追及にあった。
最後には、ブチ切れた私が「非合法滞在っていうのなら、今すぐ公安局に通報して!」と言ったらなぜかなあなあになった。
何だそれ??(;一_一)
また、口座開設時にネット・モバイルバンキングを希望する場合は、当然中国の携帯電話番号が必要となる。
勿論、ネット・モバイルバンキングを利用せずに銀行口座を開設したい、という人もいらっしゃるかもしれないが、キャッシュレス社会が日本以上に普及している中国において、上記の各種バンキングを利用せずに銀行口座を開設するメリットはそこまで高くない。
中国永住外国人を除いて、ネットバンキングで口座の状況を中国国外からでも逐一把握できる環境を整えていた方が、後々便利だと思う。
同時に、年々口座開設の要件が厳しくなっているので、「学生で、口座を開設したい」というと、「給与を貰っている訳でもないのに、口座を開設しなければならない合理的な理由は何か」とも聞かれた。
どの銀行でもそうなのかはわからないし、私の場合は適当に理由をつけて切り抜けたが、不安な方は中国人ネイティブに付き添ってもらい、どんな質問にも適当に突破してもらう方が良いと思う。
以上、中国での自力口座開設3行目の追記。