アレルギー薬(中文訳) ※覚書
最近ではしつこい腰痛に加え、色々なアレルギーに年中悩まされている私だが、暖かくなり始めた今も例年通りアレルギー症状に悩んでいる。
基本的には日本にいた頃病院で処方してもらった処方薬を服用しているのだが、頻繁に帰国する訳でもなし、持って来た薬はとっくに底をついてしまっている。
しかしこちらに留学してくる前、アレルギー専門医に最後に相談に行った際、留学先の都市名などを詳しく聞かれた上に、
- 中国の医療は、都市部であればそこまで不安がる水準ではないから、言葉の問題がなければ現地の医師に相談してみること
- 薬事法の規制のない海外では薬局で処方薬が手に入る場合があるので、日本から持って来た処方薬のパッケージと英語訳を薬局の薬剤師に見せて購入すること
などをアドバイスしていただいた。
そこで、こちらの薬局でクラリチン(薬名:ロラタジン)を購入したのは、過去記事参照。
こちらでほとんど病院に行ったことがない私の個人的かつ勝手な見解であるが、中国の医師の水準はそこまで悪くないように思う。
ただし、プライバシーが全くない。
私が庶民的な病院に行ったからそう感じるだけで、外国人専用の超高級VIP病院に行き、欧米や日本の一流医大卒の、数カ国語をも操るスーパーエリート医師に診てもらえばまた違った印象を持つだろうが、そんな金銭的余裕は私には皆無だ。
イマイチだった庶民的な病院にあまり信頼を置いていないので、なるべくセルフメディケーションでこちらでは健康問題と付き合って行きたい、というのが私の選択だ。
そこで、日本から持ってきた処方薬の中文訳を調べて、そのメモを持って薬局に行って薬を購入したりしている。
ちなみに、中国の薬局の薬剤師は、薬名の英語訳を見せてもまったくわからない場合が多い。
そこで、もしかして、帰国中に処方薬を入手する時間がなくこちらで常用薬を切らしてお困りの方もいらっしゃるかもと思い、情報共有。
- ロラタジン(商品名:クラリチン):氯雷他定(开瑞坦)
- ザイザル:盐酸左西替利嗪
- ディレグラ:盐酸非索非那定
【消炎鎮痛剤】中文訳
- ロキソニン: 洛索洛芬
以上が、私が日本で医師に処方してもらっていた薬の中文訳の一部*1である。
実際に薬局に行って見ると、薬名の後ろに「片」や「胶囊」と付いているが、これは薬剤の形状を示している。
「片」であればタブレット錠、「胶囊」であればカプセル錠で、薬剤自体は同じである。
ご自身の飲みやすい形状を選ばれるといいと思う。
余談であるがロキソニンの場合、製造販売元が日本と同じく第一三共製薬(上海)なので、個人的には購入に全く躊躇はない。
中国滞在者の緊急時の応急的措置としても、セルフメディケーションは選択肢のひとつになるかも知れない。
※厳重注意※
但し、これはあくまでも私個人が処方してもらっていた薬であって、万人に合うものではない。
よって、ご自分が日本で処方してもらったことのない薬は、決して服用しないよう、願いたい。
また、薬名が同じでも、日本の処方薬と全く同じ成分および効用とは限らないので、思いもよらぬ副作用が出る可能性もある。
実際に購入・服用の際には、日本または中国の医師及び薬剤師の方に必ず相談の上、副作用も考慮して自己責任で用いることを重ねて願いたい。
尚、実際に薬剤を服用し副作用が生じた場合にも、当ブログは一切の責任を負えないので、その点もどうぞご承知願う。
*1:私の暮らしている徒歩圏内で入手できる薬