中国疲れ
私の場合、ちょっとディープな環境にいるからか、不定期に「中国疲れ」でぐったりしてしまう時期がある。
今がまさにそうで、常に上から目線で
「偉大な中国(祖国)」と自画自賛して憚らない
“典型的”中国人しか周りにいないので、非常に疲れている。
何にもしていなくても、ぐったり。
気力がない。
「偉大な中国人」と自らを過大評価する偉大なる人々に、気力を吸い取られている。
もちろん、私は言い返したりなんかはしない。
(´◉◞౪◟◉)「そうなんだ~(どこが偉大やねん)」
(´◉◞౪◟◉)「偉大な中国人凄いね~(だからどこが…以下略…)」
と、うつろな目のアルカイックスマイルでやり過ごす。
いつも思うのだが、日本人が一日に消費するエネルギーを100とすれば、
中国人は120~180くらいの消費エネルギーで一日を過ごしている。(気がする)
これは老若男女で同一なので、中国ではお年寄りですら私より元気なのだ。
そりゃそうだよなぁ。
日本の十倍の人口があって、何をするにも競争。
バスに乗るのも競争。
レジに並ぶのも競争。
横断歩道を渡るのも競争。
生活のあらゆるものが、ここでは人と争わなければ成立しないのだ。
チケット(座席)が確保されている高速鉄道や飛行機に乗るのですら、我先にと人を押しのけてまで競争するのは、中国人には、
「人と争って(何かを)獲得する」
とDNAレベルで刻み込まれているからに違いない、と私は確信している。
でも心の底からスゲエよな、と思うのは、
中 国 人 以 外 の 誰 も 、
中 国 を 「 偉 大 」 と
評 価 し て い な い 点 。(´◉◞౪◟◉)
あ、ちなみに、こちらでは幼稚園に上がると同時に、毎朝
洗脳呪文スローガンを暗唱させられるそうで、それに「偉大な中国(祖国)」とあるという。
どこかの国の諺に、「嘘も百回言えば真実となる」とあるらしいが、これって意外と的を射ていて、
洗脳呪文スローガンを毎日毎日、繰り返し高校まで(だったかな)唱えさせられると、
具体的・客観的事実はどうあれ、刷り込みで「偉大な中国(祖国)」と信じるようになるようだ。
こうして、中国人特有の、スーパー自画自賛・ハイパーハイレベル自称・超絶過大評価・鋼鉄級のメンタルが形成されるのですな。
(ぐったり)