みみずくDiary in China (だった)

中国留学からニッポンに帰国したみみずくによる普段着の徒然日記

不可解な出来事

少し前に、こちらの別都市に住む日本人(仮名:A子さん)から、

「共通の日本人の知人(仮名:B美さん)が、みみずくさんの住む都市に日本から遊びに来るので、ついでに遊びに来ます。中国人の友人Cちゃんも含めて、お会いしましょう」

と連絡が来たので、楽しみにしていた。

第一日目は、夜遅くの到着ということもあり、A子・B美さんの宿泊先のホテルで出迎え、そのホテルでディナーをして、翌晩またゆっくり話しましょう、ということで解散した。

そして、問題の翌日の午前中。

A子さんから、

「みみずくさんと同じ都市に住む、日本人Dさんを夜に誘う予定で連絡をしたら、

『中国人のCちゃんがいると、日本語でゆっくり話せないから、夜はCちゃん抜きで会いたい。でもCちゃんだけお断りすると角が立つから、みみずくさんも不参加で

と言われたから、ディナーは来なくていい」

と連絡が来て、心底驚いた。えっ??!!

これって、日本人のすることなの???!!!( ゚Д゚)

A子さんもDさんも、中国在住歴が長い。多分10年以上にはなると思う(その割に中国語は…)が、純粋な日本人である。

しかし、そのあまりに日本人らしくない仕打ちにショックを受けてしまって、その日は一日中、鬱々としていた。

だって、それだったら中国人Cちゃんに「今日は日本人だけで盛り上がりたいから、ごめんね」と言えばいいだけの話じゃないのか。

ちなみに中国人Cちゃんは、中国人なのに(!?)びっくりするぐらい性格が良く、美人で優しい、とてもいい子だ。

事情を話せば、二つ返事で納得してくれたと思うし、元々大らかな中国人だから、後腐れもなく、そこで話しがついていたと思う。

どうしても納得できなくて、Dさんに

「日本語で話したいからって、どうして私まで遠慮しなければならないのか、納得できていません。とても残念で、がっかりです」

とお伝えしたところ、Dさんからきた返事は、

「気にすることはない。A子さんとは、また日本でも会えるでしょ。」

だったので、二度びっくり!

気にすることはない、って、アンタの吐くセリフじゃないだろ!!(;・∀・)

それに、日本でも簡単に会えるんだったら、会ってるよ!

気にする私がおかしいのかと思って、日本に住む友達数人に事情を話してみたところ、異口同音に皆、

「あり得ない」

と言ってくれたので、私がおかしいのではない、とようやくわかり、一安心。

中国に住むと、日本の常識がこちらの非常識になるので、私が変なのかと思って混乱してしまったわ。

とはいえ、いくら中国滞在歴が長くとも、このような仕打ちを人にしてはいけないな、と思い、交友関係を見直すきっかけになった。

私は、他の人にこのような仕打ちをしないように、今回の経験も反面教師にして、また自らを律する良い契機になった。

 

それにしても、中国に来てまで、煩わされるのはやはり日本人同士の人間関係なんだな。

自分を含めて、海外にいる日本人は曲者揃いでかなり変わっているから、色々と大変だし、気苦労も多い。

 

あ、自分が一番変だって自覚はありますよ、念のため!(´艸`*)