みみずくDiary in China (だった)

中国留学からニッポンに帰国したみみずくによる普段着の徒然日記

国際電話はどうかける?

私は日本に家族はいないので、特に国際電話を掛ける用事はない。

しかし、たまに日本に問合せの電話を掛けなければならない事態が発生する。

実は中国の携帯電話は、国際電話を掛けるのに営業所にて手続きと数百元(大体6千円からのようだ)の保証金(デポジット)の支払いが必要となる。

携帯電話の解約の際、あらかじめ支払ったそのデポジットは返金されるのだが、すんなりと返してもらえるのか、試したことが無いのでわからないし、多分揉めるんじゃないかと予想している。

そこで便利なのが、Skypeによるインターネット国際電話である。

www.skype.com

もちろん、SkypeIDを持っている者同士で無料通話や無料テキストチャットができるのは言うまでもないが、実はインターネットを利用して、国際電話(もしくは国内電話)も掛けることができる。

ちなみにSkypeのページをPCで閲覧する場合、ネット接続しているサーバーのアドレスを識別し、勝手にそのアドレスの国の言語のページにアクセスしてしまうのだが、実は利点もある。

私の場合、日本語サイトではなく中国語サイトに接続される。しかし中国語サイトの場合、国際電話を掛けるためのチャージ(課金、中国語:充値)を、6元(約120円)毎にできるのだ。

日本語サイトの場合、最低でも1,500円はチャージしなければならないが、滅多に国際電話を掛けない身としては、無駄に思えて仕方がない。

中国語サイトでは、必要になった時に6元だけ課金することも可能なので、大変便利だ。

一度課金した金額は、最長3カ月有効である。その有効期間内に再度国際電話を掛ければ、その日からまた更に3カ月有効期間が延びる、という仕組みだ。

最近はネットや携帯アプリの普及で、国際電話を掛ける機会そのものが減っているので、「念のため」に国際電話を掛ける機会を確保していたい方にとっては、安価かつ簡単な方法であると思う。

加えて、PCとスマホ(アプリ)の両方で使えることも便利なことのひとつだ。

スマホにSkypeアプリをインストールして使用する場合、普通の電話のような感覚でインターネット国際電話を掛けることができる。

また料金は、1分当たり

中国国内→中国国内:1.97円から

中国国内→日本国内:10.81円から

と安価である。

ただ、インターネット電話の特性上、ネット回線の品質に通話品質も左右される。

よって、時に途中で通話が切断されてしまったり、相手にこちらの音声が届かなかったり、逆に向こうの音声がこちらに届かなかったりも、得てして起こりうる。

緊急電話には使えないことも、インターネット電話の欠点でもある。

それでも気にしないという方にとっては、Skypeのインターネット国際電話、おすすめであります。