みみずくDiary in China (だった)

中国留学からニッポンに帰国したみみずくによる普段着の徒然日記

驚く

今朝起きて、鼻に違和感があった。

おもむろにベッドから出て試しに鼻をかんでみると、あらやだ!鼻血じゃん!

実は私、今までの人生で数回しか鼻血を出したことがなく、どう対処していいかがわからない。

予想外の出来事に自分自身でドン引いてしまった。ちなみに多分、今回で4回目の鼻血かな。

何とか止まったので良かったが、恐らくアレルギー性鼻炎由来のものであろう。

今日はなぜか悪くなかったが、こちらではこの季節、大気汚染が一層酷くなる。

日本でも話題のPM2.5なんて、日本の基準値(35μg/1㎥)*1を毎日ゆうに数倍は超えている。

ちなみに、こちらの人はこの“PM2.5”の存在をほとんど知らない

と言うよりも、一部の外国人を除き、こちらにいる人々は人種を問わずほとんど知識がない。

気にしているのは、日本人と一部の欧米人のみである。

中国より大気汚染の酷いインド人同学は、案の定知らなかった。

中国人のPM2.5に対する知識のなさは、もちろん政治的なもの*2もあると思うが、やはり教育絡みかな、と思う。

何てったって、日本語の話せる(つまりは外国語で情報が入手できる)立場にいる人でも、

「PM2.5?…???今日は、2.5もないと思います。1くらいじゃないですか?

と、平気で明後日な回答をするような現状である。

 PM2.5は非常に微細な粒子(髪の毛の更に10分の1の大きさだそうな)であるから、それだけに留まらず、様々な物質をくっつけて拡大しながら飛散・浮遊している。

私はアレルギー体質なので、アレルギー物質と有害物質のハイブリッド汚染に、身体が否応なしに反応してしまう。

まあ、ここにいる以上、自衛して対策するしか術はないのだけれど。

それにしても、今日は朝から驚きましたわ。

*1:対して、中国の基準値は75μg/1㎥と、日本の方基準が厳しい。しかし、以前は100μg/1㎥だったので、これでも厳しくなった方なのだ。

*2:11月に北京で行われたAPEC開催期間中は、PM2.5の情報自体がすべてトップシークレット扱いされ、数値が一切公開されなかった