みみずくDiary in China

中国留学中のみみずくによる普段着のChina徒然日記

「つくる」?

私は留学生寮に住んでいるので、世界各国出身の学生と知り合う機会も多い。

散々色々な人に言われて諦めているのだが、私は外見が“日本人には見えない”そうで、聞かれて日本人だと答えると、だいたいの留学生はたいそう驚くとともに、日本についての興味や尊敬の念を語ってくれることも少なくない。

先日、あるブラジル人留学生が、「そういえば君、日本人って言っていたよね?」と話しかけてきたので、しばらくお喋りをしていたのだが、日本人作家の作品を読んだ、とても素晴らしい作品だった、と興奮をもって語ってくれた。

「誰のなんていう作品?」と聞くと、

「ヒデオ・ムラカミの“ツクル”という作品」と言われたがピンと来ず、しばらく問答を繰り返してやっと、村上春樹氏の作品らしいことがわかった。

実は私、村上春樹氏の作品は、「1Q84」しか読んだことがない。

1Q84 1-3巻セット

1Q84 1-3巻セット

 

この作品だけは、発行されて大ヒットしたと話題になった時に、図書館で全巻借りて読んでみた。

(ちなみに私、読書に関しては雑食で、話題になっていたら取り敢えず一通り読んでみるタイプ。)

確かに面白かったが、未成年者の性行為描写の部分がどうしても気に入らなかったので、その他の作品は読んでみようという気になれなかった。

ちなみにこの作品は、中国語訳してこちらでも発行されており、割と人気だと思う。

っていうか、中国人は割合村上春樹好きな人が多いと思う。

 

話が逸れたが、その彼が読んだという“ツクル”が何の作品かわからなかったので、部屋に帰ってググってみてやっとわかった。

恐らく、「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年」(タイトル長い…!)であろう。

色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年

色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年

 

私は所謂“ハルキスト”ではないし、作品もひとつしか読んだことがないから何とも言えないのであるが、村上春樹氏の作品って、やたら性行為の描写が多いように思っている。

しかも、その描写は案外、どれも似通っているような…?(見当違いかも知れないが。)

この長いタイトルの作品にも、同じような描写が出てくるのであろうか。

だったら、多分読まないだろうな、なんて思ってしまった。

 

しかしながら、ある一定の読者層には村上氏の作品は大変な訴求力があるようで、そのブラジル人の彼も絶賛していた。

まあ、彼らの(日本人から見たら)奔放なラブアフェアには、村上春樹氏の作品の世界観はぴったりマッチするのかも知れないなぁ…。

私にはきっと、わかりっこないけどね。