みみずくDiary in China (だった)

中国留学からニッポンに帰国したみみずくによる普段着の徒然日記

自分との戦い

留学って、正直キツイ。

何がキツいって、私の場合、孤軍奮闘であるところだ。

特に家族がいる訳ではないので、気楽といっては気楽かもしれないが、その分、何の援助もない。

金銭的にも精神的にも、誰も助けてはくれない。

 

 

そして、勿論問題になるのは、文化と言葉の壁だ。

今までの経験上、異国の文化を理解しようとしたり、外国人を受け入れようとする中国人は、ほぼいない。

中国人は「外国人に中国文化を理解“させる”」ことが国際交流だと信じているので、理不尽なことを言われたりされたりしても、外国人である私がそれを許容し、受容する以外にこちらで生きていく術はない。

 

アジア人である以上外見上共通点が多くても、日本と中国の文化は全く異なるし、人々の考え方もまるっきり違う。

共通点は殆どない、と言っても過言ではないかもしれないのだ。

 

こういう状況の中、毎日生活をし、かつ自分の研究を進めなければならない。

ぶっちゃけ、私はずっと無気力に苛まれている。きっと、こちらでの生活に疲れているのもあると思うが、私に日本に戻る場所はないし、もし戻っても違うストレスを貯めるだけだ。

また、日本では「海外で楽できていいね」、「日本の方が大変」、「中国で何が学べるの」、「中国の食べ物を食べてるんでしょう」などと、心ない言葉を投げ掛けられることも少なくない。

まあ、気にしていても仕方がないが、やはり気分のいいものではない。

とはいえ、自分で進んでこちらに来ているので、やはり周りに不満の矛先を向けるのは、お門違いもいいところであろう。

 

よって重要なのは、私が何をしたいのか、これに尽きると思う。

色々とやりたくないことは確かに山積みだ。しかし、逃げていても何の解決にもならない。

人から嫌なことを言われる、と言っても、それは紛れも無く自分の不甲斐なさや努力不足が原因になっているのだ。

その点をきちんと受け止め、自分自身を向上させなければならない。

 

しかし、努力を出来るのも才能だと思う。今のところ、私は努力できていない。

どうやったら自分を変えて、努力できるのか。まずは、なりたい自分像を定めて、そこへ向かって進めるようするのが最善であるように思う。

次回のエントリーでは、なりたい自分についてまとめてみたい。