中国人と登山
先日お坊さん(のような中国人の友人)から、私の住むキャンパスに来るからご飯食べよう、と言われご飯ご飯~!と食べに行ったら、食べ終わった瞬間、「よし、今から軽登山ね」と言われ、燃え尽きた件。
こちらに来てからようやく悟ったのであるが、中国人は、登山がお好き。
何かあるとすぐに山に登る。
そのお坊さんも、本職はたいそう立派な職業に就いているのだが、暇さえあれば登山にお寺で修行、とマジでアンタ、一体何者なのよ状態。
本人は、「時間があれば、登山と修行に行っている」と言い張るが、私から見ると、「時間があれば、俗世に出てきてちょっと本職やってる」という感じ。
しかし、中国の山は人の手が入っていて本物の自然とは言いがたい。それでも渇望するって、そんなに中国人って自然に飢えているんだろうか。とは言え中国の大部分はいまだ農村部(≠自然ではあるが)ではなかったか。
農村部は大嫌いなくせに、自然を求めるこの心情はやはり、この国の深刻な環境汚染に起因しているのか。
この辺りは、もっと研究観察しなければならない点である。