チャイナ・ドリーム
最近こちらの街なかでよく見る言葉(スローガン)が、「中国夢」(チャイナ・ドリーム)である。
元来こちらの政府は街なかの至る所にスローガンを掲げるのが好きで、様々な言葉をよく目にする。さすが漢詩の国、韻を踏んでいたりして見る分には楽しいのであるが、内容的にはキレイ事・絵空事が多いように感じている。
とりわけこの「中国夢」は、新体制になってから、やたらと目にするようになった。しかし、実際に中国人はこの言葉をどう思っているのだろう。
少し前に他所の都市に行った際、何気なくあの言葉について、最近良く見るよね、と言ってみたら、相手は苦笑いしていた。
最近、当局政府周辺が騒がしい。
しかし当局はその原因を少数民族に転嫁したりと、いつものやり方である。
チャイナ・ドリームは人々の心にどう訴えていて、どこに向かっているのだろうか。