みみずくDiary in China (だった)

中国留学からニッポンに帰国したみみずくによる普段着の徒然日記

あらいぐま

ただでさえ海外生活はストレスが溜まる。

よって、何かでそれを解消しなければならないが、私の場合は洗濯と料理だ。

とはいえ、料理というよりは、ただ“食べる”だけだが。

洗濯は本当に好きだ。しょっちゅう色々なものを洗っているし、しかも、洗濯機の中で洗濯物がぐるぐる回っているのを見るのがたまらなく好きで、それに癒やしを感じる。

私の住んでいる寮は、洗濯機も共用。ぐるぐる回る洗濯物をいつまでも見つめる私を、皆さぞかし不気味がっていることだろう。

さて、洗濯が数少ない私のストレス解消法なので、当然、洗剤や柔軟剤もそれなりにこだわっている。

しかし、こちらでは私の希望に沿う商品がほぼないので、選択肢は必然的に割高な輸入品に限られてくる。

私は日本に身寄りもないので、我慢してお高い輸入洗剤や妥協して台湾メーカー・大陸製造の柔軟剤(しかも高い)を買っていたのだが、少し前に、私の身上を案じた方に日本製の柔軟剤や調味料などを頂いた。

その柔軟剤をやっと使ってみて、文字通り驚愕。

洗濯物の仕上がりが、全く違うのだ。

タオルは新品のようにふんわりと柔らかく肌触りも良くなり、洋服なども着心地がまるで違う。特にタオルは、別世界の使い居心地だった。

やはり、日本の技術は桁違いに優れているのだ。

こんな小さなところにも、日本のスペシャリティーが活きている。

これも、私がここに居なければ実感し得なかったことなのだ。やはりここにいることに、感謝すべきであろう。