その神経がわからん…(-"-)
こちら中国では、法定休暇が21日で終わり、昨日(初七)から公式には始業している。
(とはいえ、大抵のところは旧暦1月15日である3月2日から始業である。)
私の住む寮でも、春節休暇中は上乗せ賃金で雇われた臨時のお掃除の方が寮内のお掃除を担当してくださっていたが、今日からはいつものお掃除の方が出勤されている。
…でね、このいつものお掃除の方、この方がかなりの曲者なのよ。(;一_一)
出身は多分どっかの田舎で、まず、話している中国語が訛りすぎていて何言っているのかわからない。
それって私だけかな~と思っていたのだが、他の留学生と雑談中にこのお掃除の方の話になった際、やはり何言っているのかわからない、で満場一致だったから相当訛っていると思う。
そして、とにかく愚痴る。
私の住む寮の場合、お掃除の方はどうやら朝8時始業で大体2時間ほどを掛けて寮全体のお掃除を済ませたら一旦休憩、また午後から再び2時間ほどを掛けて寮全体のお掃除をして勤務終了、ということになっているようだ。
こう書くと、4時間勤務で楽そうと思われがちだが、この方の場合、空き時間に学食でも働いているし、寮生が出すゴミの分別*1も仕事だから、そんなに楽ではない。
私は他の寮生よりも朝が早いので、この方がお掃除されている時によく出くわすのだが、会ったが最後、私を見つけるや寄って来て、とにかく愚痴る。
訛った中国語で、愚痴って愚痴って愚痴って、愚痴り倒すのだ。
私の住む寮には、中国語を解さない留学生も数多く住んでいる。
だから、不満の捌け口が必然的に中国語を解する留学生へと絞られる。
その中でも、パッと見が中国人と変わらず、気楽に愚痴れる留学生へと更に愚痴る対象が絞られる。
そしてその中でも更に、人当たりが良くやんわりとしか拒絶しない日本人は格好の対象となり、私が良い餌食にされている、という訳だ。
最初はうんうんと聞いてあげていたのだが、この方、かなり助長して来て何と1時間も愚痴られたこともある。
「ちょっと用事が」と言っても、離してくれないのだ。
春節前も、この方と寮監さんが揉めているところに運悪く出くわしてしまい、寮監さんが去った後、猛烈に私に愚痴ってきたし…。
「アンタ、ちょっと見な!春節前にこれだけ勤務しろって言われてるんだけど、これだと私の一家団欒ができないじゃない!」
って、勤務表見せられたけど、知らんがな…。(-_-;)
第一、私は中国人とは文化が違う外国人だから、春節期の一家団欒の重要性もそこまで理解できないし。
以降、この方を見ると脱兎のごとく逃げ出すのが常となっている。
でね、今朝あった出来事なんだけど…。
(以下、不快表現を含む為、食事前中後の方は特に閲覧注意)
*1:ちなみに私の住む寮では、ゴミは分別して出す必要がない。お掃除の方が分別して、資源ゴミなどを回収業者に売って、それを副収入としているようだ。そのため、私のような日本人が袋を分けてキレイにゴミを分別して出すと、作業が楽になって良いと喜ばれている。
だらだらing...
16日の年明け以降、実は引きこもっているみみずくです。
っていうか正確には、15日の徐夕(大晦日)からずっと引きこもっていて、寮から一歩も外に出ていません!(;一_一)
私の住んでいるところでは、除夕からずっとお天気が思わしくなく、雨続きなんだよね。
湿度が上がっているものだから、日本のようにじっとりと寒さが身にまとわりつくように寒い。
いつも思うけど、同じ気温でも、日本の方が寒く感じる。
中国大陸の方が湿度が低いから、カラッと寒い。
日本はじっとりと寒いので、特に手足が冷えやすくて余計に寒いと思う。
で、だらだらと引きこもり中。
家事もしたくなくて、お洗濯物とか溜まっているけど、やりたくないよぅ!( ;∀;)
喘息も治まってないしね。
多分バイタリティが低下している時期でもあるのかな…。
あー、誰とも会ってないし、会話もしていないから、ストレスが溜まって余計に何もしたくないのかも…?
特に何もしていないくせに、しっかりとお腹だけは空くから、もう丸々としてきちゃって、鏡見たら愛と正義だけが友達のアンパンマンがいるんだよね…。Σ(・ω・ノ)ノ!
明日こそは、どこかに出かけなければ…!!
そんな、初四(元日から4日目)の一日でありました。
羽生さん&羽生さん!
もう何だか訳のわからないことになっているけれど、将棋の羽生(はぶ)竜王が藤井五段(現・六段)に破れて、フィギュア男子の羽生(はにゅう)選手が平昌冬季五輪を制した!!
羽生竜王残念だった…。でも藤井六段が凄すぎる!年齢に似合わぬ落着き振りとご本人の人柄の謙虚さも相まって、存在が異次元過ぎる。(*'ω'*)
そして、羽生選手の持って生まれたスター性、もう誰も及ばないよね!小顔、均整の取れた身体に長い手足、そして柔軟な肢体、類稀な表現力…。んでもって、今回の冬期五輪で得た金メダルが、千個目の金メダルだったとか、もうどんだけ「漫画設定」を地で行くお人なの…。っつうか、漫画の主人公でもこれだけ揃っている人はなかなかいない!!(*‘∀‘)
ちなみに、中国でもフィギュアスケートは人気がある。フィギュアファンの中では勿論、羽生選手も大人気!!
何せ、中国語で羽生(yu sheng)と打つと、结弦(jie xian)ってサジェスチョンが出るくらいだし。Σ(・ω・ノ)ノ!
羽生選手が人気なのは、アニメから抜け出してきたようなルックスとスタイルで、難易度の高い華麗なジャンプをバンバン決めちゃう技術力・表現力の高さと、「陰陽師」のプログラムだと思う。
狂言師の野村萬斎さん主演で映画化された『陰陽師』(滝田洋二郎監督、2001年公開)は、当時中国でもそりゃあもう大ヒットした。
野村萬斎さんに恋した中国女性も少なくなく、本業の狂言師の舞台を見て、「こんな変なの、萬斎さまじゃない!!」とぶちキレられたこと、私の記憶に今も深く残っている。
ーー狂言って日本の立派な伝統芸能じゃ!!“こんな変なの”ってなんじゃい!!失礼な!!日本の伝統芸能を理解できない、自分の教養の残念さを恨め!!"(-""-)"
中国人も大好きな「陰陽師」の曲目で演技する、日本のアニメから抜け出してきたようなスタイルとルックスの羽生選手…。
こりゃあもう、人気が出ない方が変でしょう。(*^▽^*)
という訳で、羽生選手の活躍は、こちらでも高く評価されている。
以上、ホットなニュースのプチ情報。
新年快乐!
本日2018年2月16日は、中華圏の旧正月(元日)に当たる。
そうなのだ。
中華圏は、今日ようやく年明けしたのだ。
何度も書いているけど、毎年新年を迎える日が変動するのは、どうにも慣れない。(;´Д`)
私がこちらに来た一年目は、名物の爆竹の音がどこからでも聞こえてきて、大晦日(除夕)から元日まで、一日中うるさくてたまらなかった。
しかし、PM2.5による大気汚染問題が国内でも報道されるようになり、数年前から旧正月の爆竹が禁止され、大変静かな元旦を迎えている。
これからわかること。
それは、
「中国人に何かを止めさせたいなら、マナーや個人の良心に訴えても無駄、罰則を作れ」
だと思う。
爆竹禁止だって、違反すれば罰金刑だ。だからみんな守るのであって、決して“環境に配慮して”爆竹を止めたのではない。
さて、私はといえば、ここで書くことでもないかな、とも思うけど、実はずっと臥せっている。
元々は酷い風邪を引いたのが発端だったのだが、それが喘息に移行して、もうそりゃあしんどいのなんの。( ;∀;)
とはいえ、ひとり暮らしだから、当然だが私以外誰も私の面倒を見てくれない。
溜まる洗濯物と部屋のホコリを横目に、ゼイゼイ・ヒューヒューとのたうち回り、日本から持ってきた吸入薬(何と1年以上前に期限切れ!)が効いたかな(多分気のせい)という頃合いを見計らって、ヨロヨロと家事をこなし、またのたうち回る、という日々。(-_-;)
しかし、春節(旧正月のこと)期間中は、ほとんどの商店やレストランが1週間以上(長いところは約1ヶ月)閉まってしまう。
これは、田舎から都市部に出てきて働いている経営者や従業員がゴッソリ帰郷してしまい、都市部ほど人口が少なくなってしまい、働き手がいなくなるからだ。
中国の伝統的価値観では、旧正月は一家団欒をして過ごす、重要な行事である。
だから、この日のために皆必死で働き、都会で稼いだお金とお土産を山のように携えて、田舎に帰って団欒するのだ。
私の住む街とて例外ではなく、こちらの大晦日イブに、春節期間中に餓死しては困る、と酷い倦怠感で元気も何もない身体に鞭打って、市場に野菜を買いに出た。
春節前の都市部の静寂さは、いつもの中国とは全く違った表情を見せるので、実は私は大好きだ。
いつもは高級車で溢れ返って混雑し、四六時中クラクションの音が鳴り響いている道路も、車の数がぐっと5分の1ほどに減り、道路がいつもより広く見える。
クラクションの音もほとんど聞こえないので、街の静けさがより一層際立つ。
いつもは賑やかな音楽と呼び込みの録音音声をけたたましく延々繰り返し流している道路脇の店先も、大体がシャッターが下りていて、静まり返っている。
シャッター街と化してしまった通りを歩きつつ、普段は意識していなかったけど、シャッターの下りている店の数以上に、田舎から出て来て働いている人がいるんだな、と再認識する。
ほぼ全ての店は閉まっているが、例外が一部の外資系飲食チェーン店とコンビニ、中国の回教徒(ムスリム)経営のレストラン、そして薬局である。
日本のように国民皆保険制度がない中国では、病院にかかるのにも金銭的な敷居が高い人が多い。
よって、春節期間でも薬局だけは営業していたりする。
がらんとした、中国とは思えないほどひと気のない道を歩いていていつも思うのは、「これが正常」だということ。
日本のように、1年365日一週間24時間、誰かが無理して常にどこかで働いているなんて、そっちの方が異常なんだ。
休む時は休むべきで、個人のささやかな不便よりも、休むという大きな全体の利益を取るべきなんだよね。
中国は、日本よりもずっと労働者の権利を保護・保障している。
ちなみに中国では、法定休暇中(春節の場合は、除夕から計7日間)に出勤しなければならない場合、雇用主は被雇用者に通常の上乗せ賃金を支払わなければならない、という規則がある。
だから最近では、恋人もいないし、田舎に帰っても親族の「結婚しろ」攻撃をかわすのが憂鬱だという若者が、お金もたくさんもらえるし、と春節期間中にわざわざ出勤する方を選んだりしているそうな。(^▽^;)
日本って法治国家なのに、労働基準法だけは遵守しなくても誰も罰せられない。
労働者が割を食っても、誰も文句を言わない。労働者の権利が軽視されても、それが当然と化している。
これって、やっぱりどう考えても異常なんだよ。
そんなことを考えつつ、市場(といってもビルの1フロアにある)に到着。
ビルの1階にあるスーパーは早々に閉店していた。
市場に続く階段を上ると、想像通り、ほとんどのシマが店じまいしていた。
数少ない、野菜を並べているシマを渡り歩き、十日分ほどの野菜を買いこむ。
青梗菜を吟味しながら、「春節前だから、野菜も新鮮なのがなくて良いのを選べないわね」などと居合わせた女性と会話を交わす。
山ほどの野菜を抱えて、またひと気のない道をヨロヨロと歩いて引き返し、宿舎に戻った。
大晦日(昨日)は、例年と同じく、大学主催の「大晦日晩餐会」に出席する。
今年は例年より出席学生が多かった。
私の住む寮も、今年は帰国せず中国に留まっている学生が、ここ数年来で最も多い。
私の住む階に限って言えば、帰国した学生は1割もいない。
これは恐らく、中国に留学してくるムスリム学生が増えたからだと予測している。
言うまでもなく、ムスリムは「イスラム暦」で生活しているので、新暦のお正月も、旧暦の旧正月とも無縁である。
今年の場合、印パ系のムスリム学生が、大音量であの誰もが予想する、“インドっぽい”音楽を鳴らして踊りまくっていたわ。(´艸`*)
それはそれで、面白かったけど。
大晦日晩餐会後、多くの学生は街に繰り出してカウントダウンパーティーなんかに勤しむらしいけど、私はそんな元気もなければ興味もない。
速攻で寮に戻ったら、洗濯とシャワーを済ませてベッドでゴロゴロ。
あ、妙に律儀な私なので、ちゃんと新品の下着を身に付けて、春節用の中国紅色のヒートテックの上下着て寝たよ!!('ω')ノ
そして、今朝8時過ぎ頃起床したけど、寮内はまだ寝静まっていて、それもまた心地良かった。
きっとみんな、まだ寝ているのかな。
お昼を過ぎた、午後の今現在においても、寮内にはほとんど人の気配がしない。
という訳で、今年の春節もいつものように過ぎていっている。
中華圏でお過ごしの皆さま、新年快乐!
そして、中華圏でお過ごしでない皆さまも、今日からまた新しく気持ちを切り替えて、今年も良い一年にいたしましょう。٩( ''ω'' )و
ネイルサロン体験記
もう約ひと月前の出来事になってしまうが、ネイルサロンに行ってきたので、もう記憶も朧げになって来ているのだが、簡単に紹介したい。
私が行きつけにしているサロンは、以前、グルーポンで安く出ていたクーポンを使って行ってみたところ予想外に仕上がりが良かったので、以降、会員になっているところだ。
会員料の支払い法など、中国ならではのフレキシブルさについて、詳しくは過去記事参照。↓↓↓
実は、前回(記憶が確かなら昨秋)ネイルをしてから相当長い間、裸爪でいたのだが、ネイリストをされている方より、「ネイルを施していた方が乾燥対策に良い」とご親切にもコメント欄で教えていただいて、なるほど!とネイルサロンの予約を取った次第だ。
ちなみに、私の手は(も!!)本当に不細工で、爪は形も幅広で変だし、もろく、すぐに折れてしまう。
指は節が目立ってゴツゴツとしていて、誰が見ても「あらら…(お察し)」という、超残念な形状をしている。
それでも、少しでも綺麗な指先を目指して、いざ、寮から徒歩10分ほどのところにあるサロンへ!!
私の行きつけのサロンの様子は、こんな感じ。
中国の物件はどこもそうなのだが、このサロンも私の住む寮も、天井が日本と比べ物にならないほど高くて、開放感がある。
写真にすると若干違って見えてしまうが、ティファニーブルーを基調としたお洒落で清潔感のある内装で、私が予約を取った時間が平日昼間だったためか、オフィスビルの1階にあるサロンは、がらんとしていた。
ちなみに、やはり週末ともなれば予約でいっぱいになるので、私はなるべく混雑しない平日昼間に予約をお願いするようにしている。
ちなみに、今の時期は旧正月前の、中国の年末。
ネイルサロンはどこも予約でいっぱいで、ネイリストさんは一年で最も忙しい時期だそうだ。
手前に写っている、ピンクのシェル型のものはUVライト。手を入れると、泡が弾ける「ぷくぷく」という音がして、とっても可愛い。(・´з`・)
壁には、このサロンで取り扱っているネイルがズラッと並んでいる。
ちなみに、聞いてみると取り扱っているネイルはすべて海外製。
フランス、オーストラリア、日本etc...が主だそうだ。
後方右端に写っている、トースターのようなものは、ネイルを施す際に使うステンレス製機器の消毒器。
作業台の手前に写っている、iPadはネイルの見本。「こんな感じにしたい」とネイリストさんにイメージを伝えると、キイワードを打ち込んでヒットしたサンプルを見せてくれる。
入店~整爪
予約時間通りにサロンに行くと、もう顔馴染みになった数人のネイリストさんが笑顔で迎えてくれ、席に案内される。
そして、サービスである飲み物の希望を聞かれる。
- 紅茶
- 緑茶
- 花茶(ジャスミン茶)
- お湯(白湯)
の中から、好きな物を選んで伝える。
飲み物を飲みながら、早速手の状態を見てもらう。
「乾燥しているね~!」といつものように言われ、まずは爪を整えてもらう。
その際に、爪の形をどうするか聞かれる。
私の場合、常にネイリストさんの意見を伺うようにしていて、「強度があって折れにくく、私の指の形に合うもの」をお願いしている。
じーっと私の不細工な爪をあらゆる角度から見て、ネイリストさんが「オーバルだね」と言われたので、形はそれに決定。
次に、長さを聞かれる。「少し切っても構わないか」と聞かれたので、どうぞどうぞ、と答えて、ほんの少し爪を切ることに。
消毒器から取り出した爪切りに、再度消毒液を吹きかけた後、ティッシュで拭ってから、ちゃちゃっと切ってもらう。
その後、使い捨ての爪ヤスリで形を整えてもらう。ちなみに、使用したこの爪ヤスリは、希望すれば持ち帰らせてくれる。
その間、私はiPadで試したいネイルの色やデザインを見て決める。
何となく、色は日本で今話題だという「マツコネイル」*1系にすることを決めて、似た色の見本で色を伝える。
主張するネイリスト、色白=最高美人、デザイン決定
「こんな感じの色が好みなんだよね」と伝えると、案の定、反対される。(^▽^;)
中国人と日本人って、色の好みが全然違うと思う。
日本人が好む、スモーキーだったりパステルだったりといった、所謂“ニュアンスある”色彩は、中国人にとっては「ボヤッとした冴えない色」に映るらしく、いつも勧められるのは中国紅(チャイニーズレッド)といった、はっきりパッキリした色合いである。
日本でネイルサロンに行ったことが無いので、日本のネイリストさんと比較することはできないが、中国のネイリストさんはかなり“主張する”。
客が「こんな感じがいい」と希望を伝えても、「アンタの皮膚にその色は似合わないよ」とハッキリと言ってくれる。(^▽^;)
「色白」であることが最高美とされる中国において、服を買う際もネイルの色を決める際も、最重要視されるのは、「皮膚が白く見えるかどうか」である。
中国では、「色白」が男女共に最も美しいとされている。
これは、科挙のある国ならではの感覚で、
男性の場合、「色白=デスクワーカー=ホワイトカラー=お金持ち」という図式が成り立ち、色白な男性はかなりモテるし、夏になると男性も日傘を差して日焼け防止に努める。
女性の場合、「色白=畑仕事などをしない=ホワイトカラー家庭出身=お金持ち」という図式が成り立ち、顔の造形がイマイチであっても、「色白」というだけで大層モテる。
中国において、「色が白いね」というのは、男女共に最高の賛辞なのである。
逆に、いくら顔の造形が美しくとも、肌の色が浅黒かったりすると「美しい」とは見なされない。
すったもんだあったが、何とか希望の色(日本語ではグレージュって言うのかな?グレーがかったベージュ)に無事決定。
シンプルなデザインが好きな私なので、いつもラインストーンを付けるくらいで、他の装飾はほぼ施さない。
ネイル作業
甘皮の処理*2など爪を整えてもらった後、日本でもよく見る(実際に日本で私も持っていた)、メガネや装飾品などを洗う超音波洗浄機で手を洗浄される。( *´艸`)
あれって、指を入れるとピリピリするんだね。( *´艸`)
ティッシュで手を拭かれた後、透明な、あれは何なんだろう…?多分、キューティクルオイル?か何かを爪に塗られて、1度目のネイルを塗布される。
その後、UVライトを「ここやで~」って感じで指でトントンとされ(しかも無言で)、ネイルをUVライトで乾かす。
それを両手×2回されるんだけど、その度に無言でUVライトをトントンとされる。( *´艸`)
これ、きっと日本じゃありえないんじゃないかな???
私は別に気にしていないけど、サービスに厳しい日本人なら、ネイリストさんから無言でUVライトをトントンされたら、苦情言うお客さんもいるんじゃないかな~?!
余談だけれど、日本のネイリストさん含め、サービス業の方はお客さんの目が厳しすぎて、大変な気苦労をされているんだろうなぁ、といつも思う。
私個人は、そういうの全く気にならないタイプ。
ネイル料金には、ネイルを施してもらう技術料だけが含まれていて、サービス料は含まれていないと思っているから、自分ではできない甘皮の処理など、爪をきれいにしていただけるだけで、必要十分だ。
その他の、日本でありがちな支払う料金以上に過剰なサービスは、私個人は必要とはしていない。
色を塗り終えたら、ラインストーンを乗せて、透明な保護ネイル(?)を塗布され、また無言でUVライトトントンをされて、ネイル工程終了。
最後に、爪の付け根にまた保護ジェル??か何かを塗られて、日本製のサラヤのハンド用ピーリングジェルで手のくすみを取ったら、洗面所に連れて行かれて、手を水洗い。
その後、ハンドクリームを塗られ、入店から1時間ちょっとでネイル全作業終了。
ちなみに、このサロンで使われているキューティクルオイル、保護ネイルやジェル(?)、リムーバーなどは全て、あの有名な(私ですら知っている!)OPI製品である。
満足いく仕上がりになって、私もネイリストさんも思わず顔を見合わせて「うふふ」と笑う。(*^▽^*)
お会計
その後お会計となるが、私の場合、以前「520元(約9,000円弱)支払うと、5回ネイル(基本工程のみ※)できる」というキャンペーンの時に支払った分がまだ残っていたので、今回支払うのは、オプションで付けたラインストーンの料金のみ。
※基本工程とは、上記で紹介した工程のうち、ハンドケアや整爪、ネイル塗布(単色)のこと。
ネイルの色を例えば右手の中指だけ変えたい、という場合には、オプション料金で1本当たり5元(約86円)でやってくれる。
その他、例えば絵を描いてほしい、という場合にも、デザインにもよるがだ1本当たり大体35元(約600円)前後~やってくれる。
ラインストーンや押し花なども、大きさなどで料金が決まっているが、このサロンはどれも結構良心的な価格だと個人的には思っている。
今回は、左右の薬指に、大きめのラインストーン(6元:約103円)×2、小さめのラインストーン(5元:約86円)×4を付けたので、計32元(約550円)を支払った。
ちなみに、この「520元(約9,000円弱)支払うと、5回ネイル(基本工程料金のみ)できる」というキャンペーン料金はかなりお得で、本来ならば非会員価格399元(約6,850円)、会員価格168元(約2,880円)かかるネイル基本工程料金が、1回当たり104元(約1,785円)になるのだ。
私はこのキャンペーン時に支払った分があと2回残っているので、また時期を見て行くつもりだ。
アフターケア
私は日本のネイルサロンに行ったことが無いので比較ができないのだが、私が通っているサロンの場合、爪先のネイルの色が欠けてしまったとか、付けたストーンが取れてしまったとかいう場合、何度でも無料(ストーン代も無料)でお直しをしてくれる。
今回も、もう2回ほどお直しに行っているが、全て無料でしてくれている。
これって日本でもそうなのかなぁ…?
そうならば、日本でもネイルサロンに通ってみたいなぁと思っている。
おまけ
そういえば、通っているネイルサロンで、もっともセンスが良くて上手なネイリストさん(私のお気に入りの方)に話を聞いてみると、「日本のネイル雑誌で勉強したよ」と言っていた。
日本のネイル雑誌はとても分かり易くて、日本語が読めなくても、「〇」や「✖」で一目でどこが良いか悪いか図解してくれるので、それを読んで勉強したそうだ。
ほほ~、やっぱり日本のネイル技術って凄いんだな、と実感した次第。
以上、こちらでのネイルサロン体験記。
作業工程など、もう記憶が曖昧になっていて、もしかしたら記憶違いもあるかも…。
恐らく、基本的なことは日本と大差ない…んじゃないかなぁと思うけれど、日本と違うよ、というところがあれば、コメント欄等で教えていただけると嬉しいです。٩( ''ω'' )و
尚、「ここはどうなっているの?」という疑問等もコメント欄でいただければ、記憶を頼りにお答えできるかと思います。
ネイル後は、私の場合大体ラインストーンを付けるので、シャンプーの際にどうしても引っかかってしまう。
よって、ネイルをするとシャンプーブラシを使うことにしているが、毎日自炊をしているので、やっぱりネイルの持ちはイマイチ…。(-_-;)
でも、元々非常に不細工な爪をキレイにしていただけると、やっぱり気分が全然違う!!
綺麗にしていただいた爪先が視線に入るたびに、女性で良かったなぁ、と思っている。
ずっと気になってる
中国語風に発音すると、「ニウバンルゥンスー」。
あのスポーツブランドに、思いっ切りインスパイヤされているっぽい。(・´з`・)
ちょっと気になる
私の住んでいる年季の入った学生寮は、左右に長い1フロアの各隅っこに1台ずつ、計2台の洗濯機が置いてあるランドリースペースがある。
そのうちの1台の洗濯機は長らく故障中で、何度言っても修理してくれない。
(っていうか、古いから買い換えた方がいいと思うのにしない。)
そこで、もう1台の方を使うようにしていたのだが、昨年末使っていて異変に気付いた。
「ウイーン、ウイーン」とモーター音はするのだが、洗濯層を覗くと、中の洗濯物は微動だにしていないのだ。
おかしいなと思い、勿体ないなとは思ったけど、電源を落として再チャージし、再び洗剤とびちゃびちゃの洗濯物を入れて再稼働させるも、やはりモーター音はするのに、肝心の洗濯層の中の洗濯物は、やはり微動だにしないのだ。
この洗濯機も壊れたんだなと思い、びちゃびちゃの洗濯物をどうしよう…と考え、試しに脱水してみると、何と、脱水だけはできる。
仕方が無いので、とりあえずこの壊れた洗濯機で脱水だけはして、違うフロアのランドリーに移動して今度はきちんと洗濯を済ませ、ちょうど見回りに来ていた寮監さんに、「(私の住む階の)洗濯機壊れてるよ」と伝えた。
…のだが、モーター音だけはするので、「壊れていない」と判断されてしまった。
何度も「いや、音はしているけど、洗濯層の中身が動いてないから壊れてるって!」と主張したのだが、「気のせいだ」と言われ、そのまま…。
普通、洗濯層に水が溜まってても、モーター音はするのに肝心の水が動いていない=攪拌されていない、つまりは故障してるってわかるよね?
でも、中国人にはそれすら理解できないらしい。
もしかして、超音波で洗濯してるとでも思ってんのかね…?(-_-;)
よって、モーター音だけはするが、洗濯層の中身はびくともしない洗濯機は、私以外の誰にも異常を気付かれることなく、今日も元気に「ウイーンウイーン」と音だけさせている。
この洗濯機に投入された洗濯物に生じている状況としては、
洗剤の入った水に洗濯物が浸かる
↓
洗濯水に浸かったまま、攪拌されずに脱水される
↓
水に浸かるが、攪拌はされずに脱水←これを2回繰り返す
であり、冬だからまだマシかも知れないけれど、下着などぶっちゃけかなり不衛生な状態である。
しかし不思議なのは、誰も「洗濯物が攪拌されていない」のに気付いていないことだ。
ちなみに、何人かには「洗濯層の中身回ってないから、壊れてるよ」と伝えてはいるのだが、誰も、マジで誰も、気にしていない…。Σ(・ω・ノ)ノ!
これ、逆に凄くない???
だって、汚れた洗濯物が、攪拌もされずに洗濯水に浸かるだけ→脱水→水に浸かるだけ→脱水、って、絶対に清潔になってないじゃん???
でも、みんな平気。
ランドリーの洗濯物を干せるスペースには、物凄い臭いを放つ洗濯物がぶら下がっているんだけど、誰も気にしている様子はない。
この凄まじい臭いを放つ洗濯物の持ち主、ほとんどが女子だからね。驚くしかない。
私は臭い衣類を身に付けるとか無理。
いや~、やっぱり私は「清潔大好き日本人!」なんだなと実感する。
以上、ちょっとどころか実はだいぶ?気になることでした。
あ、ちなみに私は洗濯は別フロアに行って、壊れていない洗濯機で済ませてます。
ちゃんと攪拌されてるのを毎回確認しているから、私の洗濯物は清潔だよ!٩( ''ω'' )و